ダイワ 21 カルディア LT4000-CXH インプレ、ベアリング追加、スプール追加、ハンドルノブ変更

釣り酒師あっきーです。

ダイワの21 カルディア LT4000-CXHを購入したので情報をまとめます。
このクラスのリールが安心して使えますし、スプールも安く手に入るのでどなたにもおすすめです!

■更新履歴
・ベアリングチェックと家にあるベアリングを追加してみました。(2021/03/19新規作成)
・スプールを追加で購入しました。(2021/03/21追記)
・ハンドルノブを交換しました。(2021/03/24追記)
・ラインローラーのベアリングを交換しました。(2021/03/28追記)
・まるなかさんが21カルディアの実釣レビューと詳細なベアリング交換の手順を作成してくださったのでリンクを変えました。(2021/04/03修正)
・SLJで使った時のレビューを追加しました。(2021/04/11追記)
・シマノとの比較で20 エクスセンスBB 4000MXG、19 ストラディック 2500Sとの違いを追記しました。(2021/04/30追記)
・ルアーマゴチで使った時にレビューを追加しました。(2021/6/30追記)
・ルビアスの故障でオーバーホールしたので注意書きを追記しました。(2021/9/5追記)
・オカッパリのシーバスで使ったのでレビューを追加しました。(2021/9/23追記)

検査回収の連絡がありました。(2021/04/16に変更)
21カルディア全アイテム(12アイテム)
足裏部のシールに「F-p」「G-d」「G-e」「G-f」と記載のある商品が対象とのこと。
ハンドル回転時において、メーカーの定める回転基準に満たない商品が一部混入している可能性があるとのこと。
私の個体は特に異音や回転が悪いとは思わないので、特に検査には出さず利用しようと思います。
心当たりがある方は、購入したお店に相談することをお勧めします!

ダイワ 21 カルディア LT4000-CXH インプレ、ベアリング追加、スプール追加、ハンドルノブ変更

ざっくりインプレ

ブラックとゴールドの色合いが個人的にはかっこいい印象を受けました。
巻く感じはまだオイルが馴染んでおらず少し重めですが、ややねっとりとした巻き心地。
使っていくうちに巻き心地は少しづつ軽くなります。

利用レビュー・インプレ

2021/04/10 東京湾 SLJ、タイラバ@江戸川放水路 林遊船
1度だけボイルがあったので、クロステージ ボートシーバス CRX-662M + ダイワ 21カルディア LT4000-CXH(PE1.2号) + OSPルドラという構成です。
ジャークして巻き取る時に楽にハンドルを回せます。巻取り量も多くてラインスラックが必要以上に出ない点もよいです。
軽さも十分で、早巻の巻重りもあまり感じませんでした。
残念ながら魚はヒットしませんでしたが、使い勝手の良いリールだと感じました。

2021/06/11 東京湾 ボートマゴチ@江戸川放水路 林遊船
PE1.0号のスプールを使って、マゴチを釣りましたが、バランスの良いリールで使い勝手はよかったです!
やはりルビアスの方が軽くていいのですが、価格帯を考えるとカルディアでも十分です!

2021/09/20 シーバス岸釣り@江戸川
PE1.2号のスプールを使って、シーバスを狙いましたが釣れませんでした。
長尺のシーバスロッドとのバランスはよく、キャストしやすいし、巻き心地も十分。
シーバスロッドならルビアスほどの軽さは必要ないし、青物や80cmクラスがどんどん釣れる状態でもないので、セルテートである必要もないと感じました。
普通のオカッパリアングラーなら価格とのバランスを考えるとカルディアで十分ではないかと感じました。
替えスプールも安く手に入るので、カルディアはお勧めです!

他のリールとの比較(2021/04/30update)


19 レグザ LT4000S-CXH、20ルビアス LT4000-CXHをすでに利用しているので、比較レビューです。
レグザよりは軽くて、ラインローラーが最初から1BBついてて、2BBに変更できる点、スプール内やスプールシャフト軸にベアリング追加できる点、モノコックで巻く力が強い点、ON/OFFストッパー付きボディがない点で確実にカルディアが良いです。
ルビアス LT4000-CXHとは、軽さがルビアスが軽すぎて別世界、ベール周りの仕様がグレードダウンです。
ザイオンとザイオンVでやはり軽さがだいぶ変わるなという印象。
軽さを重視するならルビアスがよいですが、シーバスなどならカルディアでも十分という印象。
21カルディアの基本的な部分は、18カルディアとほとんど同じで、素材がザイオンV、モノコックボディを使ってる点が差分ですね。
いろいろ調べたら、18カルディア、20ルビアス、21カルディアは同じスプールであることがわかりました。
釣りHACKのページを参照しました。21カルディア、21フリームスの実釣比較をしている点が参考になります。
https://tsurihack.com/7157
まるなかさんの実釣レビューの記事も公開されています。
https://fish-beginner.com/21caldia-impre

巻き心地はレグザのほうがヌメっとしてて、巻き心地はよいです。真鍮のギアを使ってるからでしょうか。
ルビアスやカルディアは軽くてすかすかと回る感じなので、好みは分かれると思います。
ただリール全体のぶれはレグザよりもカルディア、カルディアよりルビアスが安定します。
レグザでもルビアスでもサワラを釣りましたが、確実にルビアスのほうが安定感が強く、安心してやり取りができます。
しかし、レグザでも正直問題はないです。レグザの場合はラインローラーにベアリングが入っていないので、入れることを強くお勧めします。
スピニングリール ラインローラー ベアリング追加

シマノとの比較は、20 エクスセンスBB 4000MXG、19ストラディック 2500Sとの比較です。
スペック的に近いエクスセンスBBとの比較では、正直カルディアの軽さが引き立ちます。
巻き心地という点では、エクスセンスBBのほうがぶれが大きく、カルディアのほうが良いです。
レグザとエクスセンスBBが同じレベルですね。
ストラディックとの比較では、ストラディックのほうが巻き心地はよいです。
滑らかでぬるっとしたリーリングの感触。
ボディの剛性感はストラディックのほうが強く感じます。
これはアルミボディと樹脂ボディの違いから、直感的に感じる部分かと思います。
でもザイオンVも強度はありそうなので、本当の剛性の違いは長期間使ってみないとわかりません。

快適性という点では、やっぱりリールにかけるお金で格段に釣りやすさは変わります。
釣りやすいということはアタリも取りやすくなり、集中力が保てるので、釣れる確率は上がります。
お金に余裕があるならばできるだけ上位機種を買うのがおすすめです。

ダイワ 19 セルテート LT4000-CXH ベアリング追加、ハンドルノブ交換、インプレ
19セルテートをたまたま安く手に入れる機会があったので、買って使ってみましたが、利用感は段違い。
剛性が高く、安定感抜群。ルビアスとのまき心地の違いもあります。
お金があるなら、セルテートクラスがやはり長く使えますね!

スプール追加(2024/02更新)

SLPのスプールが安くて高性能です!

2世代目が出ており、1世代目は2023年以降発売のリールでは使えないので、2世代目を買いましょう。
https://slp-works.com/product/type_a_2
ルビアスにもカルディアにも使えるという点で、とても良いです!
これは他の人も勧めてますが、私も激オシの一品です!

使ってみた印象は、スプールを付けてみて、ドラグを効かせてみたら、やや滑りが固い感じ。
何度かドラグを動作させると滑らかになったので、最初はわざと緩めのドラグ設定でラインを出して、なじませるとよさそう。
スプールは軽くてよい感じです。

ハンドルノブ追加(2021/03/24更新)


ハンドルノブは安くて品質がよいゴメクサスを選択。
個人の好みによりますが、35mmくらいちょうどよさそうです。

ステンレスベアリングも最初からついてて、カスタマイズ初心者にもやさしいです。
ベアリングは海水メインの方は、グリスをしみこませてから入れるとよいです。
ベアリングが入ってた小さなビニールの袋にベアリングだけ入れて、そこにグリスをスプレーして、もみこめばOKです。
# ワッシャーが多めにはいってるので別の袋などに入れ替えましょう。保存しておけばほかでも利用できます。

ただ、ワッシャーの調整が必要で、状況に応じてワッシャーの数を調整しないとうまく回転しない場合があります。
過去に数個付けてみた経験上、ワッシャーを全部抜いて付けてみると一番回転が良かったことが多かったです。
たまにがたつきが気になったときに、一番根本の部分にワッシャーを一個付けたらよい状態になったこともありました。
このあたりはいろいろ試してみてください。
ご紹介したゴメクサスのハンドルノブは金属製なので、冬は手袋をしてないとつかえませんw
EVAのものもあるのでお好みで選択するとよいかと思います。
今後SLPのものも使ってみようと思っています。

ベアリングサイズ

ベアリングチェックをすると、18カルディアと同じものを流用できます。
ただし、ラインローラーはプラスチックのパーツとかも買わないといけないので、セットを買ったほうが間違いがなさそう。

私はまるなかさんの18カルディアの記事をみて交換対応をしました。
4/3にまるなかさんが21カルディアの記事を作成されたため、リンクを修正いたしました。
初めての人はこちらも見たほうがいいです。とても丁寧に交換手順が記載されています。
https://fish-beginner.com/21caldia-custom

スプールシャフト軸のベアリング:DDL-1170
スプール内部のベアリング:DDL-1060
ハンドルノブのベアリング:DDL-740ZZ
ラインローラーのベアリング:DDL-740 (ZZではないので注意)

私はヘッジホッグのラインローラーキットを購入しました。
値段が純正品とほぼ変わらないです。
正直釣具屋に行ってパーツを注文する手間を考えると、ネットでセットを買ったほうが楽だし、間違えもすくないと思います。

ラインローラー、スプールシャフト軸、スプール内部、ハンドルノブのベアリングを交換しました。
ベアリングは交換前にオイルに浸してから入れたほうがさびにくく動きもよい状態を長くできるようです。
スプール内部は、ドラグのフェルトへの影響が少ないと考えて、ドラググリスを使っています。

ラインローラー


上の段がラインローラー交換後の配列。
下の段がラインローラーのもとから入ってたパーツで抜いたものです。
組み立て方はラインローラーを買った時に基本的についています。
正直1BBのときと2BBで変化はつまようじで回してみた感じではありませんw
レグザなどのように0BBから1BBの変化とは違いますが、確実にベアリングに変えたほうが回転はよくなるので、大物を掛けたときに違いがでそうです。
大きな魚を狙う方はぜひ入れ替えてみてください。

スプールシャフト軸


ここの真ん中部分にある白いプラスチックをベアリングに変えます。
6角レンチ(0.89mm)が必要です。ほかのリールもほとんどこのサイズなので準備しておきましょう。


ワッシャーが邪魔なので、取ってからねじを外すとよいです。
指でつまんで引っ張れば取れます。なくしたり割ったりしないように丁寧に作業しましょう。


交換するとこんな感じです。

スプール内部


スプール内部のピンが飛んでいかないように気を付けて作業します。
ピンセットがあると作業がスムーズです。

取り外したときにほこりなどがつかないようにキッチンペーパーにおいて作業するとよいそうです。
順番を間違えないように並べておくといいです。ドラグのフェルトは1つずつ取り外さなくていいです。
ベアリングが交換できればいいので、一番下のドラグフェルトは取り外さなくてもいいです。
(上のフェルトに引っ付いてる場合はそのままでいいです)

ダイワの場合、ATDのドラググリスがないので、スプール内部のベアリングに付けるドラググリスはダイワのリアルフォー(旧機種向け)のものを使いました。

ハンドルノブ


ハンドルノブは横のプラスチックを針金やラジオペンチなどで取り外します。
T型のハンドルノブならラジオペンチで取るのが簡単です、
あとはねじが緩み止めがついてる影響で硬いです。押しながら回してねじをなめないようにしましょう。
ねじの真下とハンドルの付け根に黒いカラーが入っていますので、ピンセットでそれを取って、ベアリングに交換します。
ワッシャーが入ってる場合、付けた場合とそうでない場合を回し比べて回りが良い状態で使ってください。

購入後、不具合が出た場合

ハンドルやベアリングをカスタマイズした状態でオーバーホールはできないです。
先日ルビアスが不調になって、オーバーホールをしたときの記事をまとめたのでこちらをご覧ください。
ダイワ スピニングリール 修理(20 ルビアス LT3000-CXH)

商品リンク

では、また!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です