タチウオ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理
釣り酒師あっきーです。
タチウオを捌く時に参考になる動画とおすすめ料理を案内します。
タチウオはどんな食べ方でもおいしく、捌きやすいです。
今後いろいろな食べ方を試すので、美味しいものが見つかったらアップデートします!
2021/11/27に初心者向けの東京湾船釣りの本を出版いたしました。
アジ、タチウオ、キスをターゲットとした、海での船釣りにこれからチャレンジしてみたい方向けの本です。
タチウオ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理
タチウオは東京湾では、年中釣ることができます。
季節によって水深やポイントが大きく変化するので、船で釣る方が釣れる確率があがります。
岸からなら10月〜11月頃に堤防で夜釣りをすると釣れる時もあるようです。
初心者でも大物が狙いやすい点がタチウオの魅力ですね!
アジやキスなどで釣りに慣れてきたら次にチャレンジしてみて欲しい釣りです!
■ 捌き方
いつもさばけるチャンネルを基本的にみるようにしています。
こちらの動画が私は一番わかりやすかったので、こちらを参考に作りました!
私は頭を落として、内臓を出して、血合いを洗った後、肛門で切断、尻尾を20cm位切って、身を3枚におろして食べます。
肛門から尻尾の間を刺身、ハラミの部分は天ぷらや塩焼きなどで食べています。
個人的にはタチウオは火を通した方が美味しく感じました!
塩焼きや天ぷら、煮付けにする際は背びれをとって調理すると食べやすいです。
背びれ沿いに両側から包丁をいれて、尻尾側から引っ張ると綺麗にとれます。
慣れるまでは骨を断ち切ったり、うまく抜けなかったりしますが、何匹かやってるとコツをつかめますので、練習してみてください。
頭はエラをキッチンバサミで切って、頭とカマ、中骨、尻尾を使ってダシを取ります。
出汁の取り方は 魚のアラを使った美味しいだしの作り方
かなりダシが出て、うまいし、無駄なく魚を食べられるので、ぜひお試しください!
ハラミの黒い部分はキッチンペーパーで拭き取ると取れます。
初心者向けに魚のさばくときの準備と心構えを別途まとめましたので、ご興味があればご覧ください。
初心者 魚のさばくときの準備と心構え
■ 料理
私のおすすめの順番でご紹介します!
天ぷら
個人的にはタチウオはダントツで天ぷらがオススメです!
天ぷらは身がふんわりとして衣がさっくりとした食感で、とても美味しいです!
塩で食べるのがおすすめで、純米吟醸系の日本酒と相性が良かったです!
ヘルシオのウォーターオーブンで油なしで天ぷら粉をつけて揚げてみたときもありましたが、タチウオに関しては、油で揚げた方が何倍も美味しかったです!
年末の年越しそばに入れて食べてみましたが、つゆとの相性が良く、とっても美味しかったです!
魚類は肉類に比べて脂が少ないので、ヘルシオだとカラッと揚がりすぎておいしさが半減です。
刺身の炙り
タチウオは皮を剥ぎにくいので、皮と一緒に食べます。
皮がやや硬めなので、皮を炙るか、細かい切り込みをいれたり、いかそうめんのように細切りにして食べたりなどの工夫が必要です。
私のおすすめは皮を炙って食べることです。ガスバーナーで表面に焦げ目ができるくらい焼くと香ばしい香りもあって、とても美味しいです!
醤油とワサビで食べてみてください!
蒲焼・照り焼き
みりんと醤油、酒を1:1:1。50mlずつくらいでいいです。
やや強めの火で煮込んで、水分を少し飛ばしてとろみがつくくらいでちょうどいいです。
ご飯に乗っけて、残ったタレをかけると絶品です!
しゃぶしゃぶ
濃いめの出汁を作って、そこに切り身を少し入れて食べます。
私の場合、茅乃舎のだしを1袋に100mlの水を入れて、沸騰寸前で火を弱めて、魚の切り身を入れました。
そのまま食べても出汁の香りがよく、身がふんわりとして、とても美味しかったです!
ポン酢ともみじおろしとネギで食べても美味しいですし、醤油とワサビも美味しかったです!
よく考えれば、タチウオでとった出汁でしゃぶしゃぶをすると美味しそうなので、今度試してみます。
しゃぶしゃぶというより、このときはクロダイの潮汁にタチウオの刺身を入れてみましたが、かなり旨味があって美味しかったです!
炙った太刀魚の刺身を入れてもおいしいですよ!
味噌漬け、塩麹漬けの焼き
左側がタチウオ、右側がサワラです。
とても美味しく、ご飯との相性が抜群です!
こちらもヘルシオのウォーターオーブンで焼けば、表面だけ程よく焦げて美味しく食べられます!
塩焼き
ハラミは、塩焼きにして食べると美味しいです!もちろん身も激うまです!
焼く20分前くらいにバットに魚を広げて、両面に塩を振って、そのまま置いておきましょう。
水が浮いてくるので、キッチンペーパーで拭き取ってから、焼きます。
うちはヘルシオのウォーターオーブンで焼いています。
焦げないし、焼き加減もちょうど良くておすすめです!
卵も一緒に塩焼きにしてみましたが、こちらも激うまです!
みそ汁
頭、尻尾、身の少ない中骨を使って出汁を取りました。
頭は鰓などを取り除いて、熱湯にさっと湯通しして、霜降りしたあとに炊くことで臭みが減ります。
私の場合、霜降りまで当日に終わらせて、冷蔵庫で保存して、翌日に味噌汁を作っています。
普通の鍋に、アラを入れて、アラが全て浸かるくらい水を入れて、火をつけます。
沸騰して弱火で5分ほどコトコト煮ると少し白く濁ります。
そのタイミングで、すべてのアラを出します。
過去の経験から、アラを残すと匂いが出たり、腐りやすくなるので、出汁をおいしく飲むなら、アラをだしたほうがいいです。
アラについてる身は、取り出したあと、ほじくって、ポン酢で食べるとおいしいですよ!
そこにみそを溶かして、完成。
具なしでネギだけで飲むと抜群のうまさです!
ご飯と混ぜて、太刀魚の身をのせて、雑炊風にしても美味しいです!
お寿司
タチウオはお寿司も美味しいです!
こちらはお寿司やさんで頼んだ物ですが、炙ったものを手巻きとかで一緒に食べても美味しいので、自宅でも楽しんでみてください!
なめろう
なめろうは脂が乗ってなくてもおいしいので、尾っぽに近い部分でもいいです。
薬味は、青しそ、しょうが、ニンニク、小ネギを好みの量で追加してください。
薬味は実物を買ってくるのが風味も出て一番ですが、手軽なのはチューブを使うと良いです。
買いに行く手間、すり下ろす手間が省けて、楽に作れますし、魚が新鮮なのでそれでもかなり美味しいです!
調味料は、しょうゆとみりんのみでいいです。
私の場合、40cmくらいの半身に対して、チューブで10cmずつくらい、しょうゆとみりんは大さじ1位いれます。
濃いめの味わいが好きな方はみそを入れるとコクがでます。
また、食べてみて薄いと感じれば刺身醤油を追加したり、わさびで食べても美味しいです!
単体で食べるよりもご飯と一緒に食べた方がかなり美味しいです!
合わせるお酒は、日本酒の純米吟醸の冷がおすすめです!
ユッケ
卵黄、ネギ、焼肉のタレ、胡麻油を適量入れて混ぜるだけ!
おつまみにもご飯の供にもなります。身はいかそうめんのように細切りしたものがおすすめです!(写真はちょっと太く切りすぎましたw)
■ 使っている調味料
私が使ってる調味料は、以下のページにまとめました!
釣り酒師あっきーのおすすめの調味料
■ 使っている調理器具
私が使ってる調理器具は、機器ごとにページをまとめています。
シャープ ヘルシオ ウォーターオーブン AX-X10 レビュー
シャープ 自動調理鍋 ヘルシオ ホットクック KN-HW24C-R
■ おわりに
東京湾のタチウオ釣りは人気で多数の船が出ています。
ポイントには船が鈴なりに並ぶので、周りの状況もみれて面白いです!
最初にタチウオは難しいですが、アジやキスなどで釣りに慣れたらぜひタチウオにもチャレンジしてみてください!
では、また!