【保存版】初心者向けロッドの選定方法
釣り酒師あっきーです。
2020年はコロナ禍もあり、家にいることが多く、これからの釣りを充実させるために釣り具をいろいろ調べて、貯金を切り崩したり、給付金もあったので、いろいろ釣り具を買ってみました。
私は、基本的にロッドやリールは、5千円〜3万円の間で仕入れてます。
2020年は、人生で一番釣りにお金を使いましたw
いろいろ考えて購入し、使ってみた結果から見えてきたことをまとめます。
今回はロッド(竿)編です。竿のほうが選定基準が細かくて、難しいかなと思います。
リール編はこちら->【保存版】初心者向けリールの選定方法
【保存版】初心者向けロッド(竿)の選定方法
身もふたもない話をすれば、お金に余裕がある方は最上位機種を買うのが一番です!
最新の技術、最高の素材を使って、釣りたい魚を釣るための工夫が現時点で一番行われているためです。
またお金を出してプロにレクチャーしてもらえば、すぐに魚に出会えるでしょう。
ただ、私のように多くの人は高い年収があるわけではなく、お小遣いの中から捻出して趣味にお金を使う方が大半かと考えています。
そんな人に向けて、これまでの私の経験から導き出したロッドの選定基準をまとめます。
■ 結論
私が考えるポイントは以下の2つです。
・対象魚を決めて、その対象魚に合わせたロッドを選びましょう。
・竿は1万~1.5万円のものを選択しましょう。
詳細は以下にまとめます。
■ 選定の方法
まずは何を釣りたいか、これが一番重要な基準です。
ロッドもまず対象魚と釣り方を調べます。
餌とルアーではガイド数や穂先の調子が変わりますし、釣り方によって錘の負荷なども変わって、選定する竿が変わります。
ネットでやりたい釣りの情報を調べて、どんな竿が必要かを調べましょう。
最近は対象魚別にロッドが選べるので、専用の竿もおすすめです!
竿の長さは釣り方や対象魚で違うので、専用竿を使うとその釣りがしやすい長さになってる点、釣りやすい調子になっている点が良いです!
汎用的なライトゲーム系の竿も十分使えます。
主に素材や使ってる技術で値段帯が変わります。
ブランクスとガイドが重要です。具体的に以下のような部分に意識を向けています。
ブランクス(竿の軸そのもの)は、カーボンを使った竿にさらにカーボンをクロスしてねじりや曲げに強い加工がしてあるものがおすすめです。
例をあげると、シマノならハイパワーX、ダイワならブレーディングX、メジャークラフトならマイクロピッチクロスフォースですね。
ガイド(糸を通す穴)は、ガイドリングがPEを使うことを想定して、硬い素材(アルコナイトやSIC)で、さびにくいステンレスのフレームを使ってるものなどいいです。
今日使えればいいレベルの竿で最低限のリングがハードロイ(O-リング)で、フレームがメッキ塗装のガイドで5千円位。
初心者向けのリングがトップガイドがSICのものやオールアルコナイトで、フレームがステンレスのものは1万前後。
中級者向けのリングがオールSICで、フレームがステンレスのものが2万円台。
上級者向けのリングがトルザイトなどで、フレームがチタンのものやダイワのAGSなど軽量素材をふんだんに使った3万以上。
FUJIガイドが有名で、基本的にロッド単価が1万円をこえるものはFUJIのSICかアルコナイト、一部O-リングを使ってます。
2015年頃からKガイドと呼ばれる糸からみを減らす形状のものが出てるのでぜひこちらの商品を選択しましょう。
これらを満たす初心者向けで使いやすいと想定されるラインが大体1万円ちょっとの竿となります。
上位機種になると、より軽く、より強く、より繊細なアタリがとれるように高い素材と新しい技術をふんだんに盛り込むことで価格差が生まれます。
ただ、実用性という観点では、1万円ちょっと出せばある程度満足できるものが手に入ります。
トーナメンター、プロ、週に3回以上釣りにいくような上級者においては、1万円の竿の感度や耐久性では納得できないかもしれません。
しかし、週末アングラーレベルであれば、十分なスペックだと考えています。
お金に余裕があれば、上位機種を選択するほうが満足度は確実に高まります。
ただ、一度も経験がない釣りをする場合、的確に竿を選ぶのは難しいですし、人にお勧めされても自分の釣り方に合うかわからないので、いったん1万前後の竿で経験を積んでからいいものを買うほうが無駄がないと思います。
買った竿は予備にできるので、無駄になりません。
対象魚や釣り方によって複数の竿が必要になるため、1本あたりに費やせるお金は最小限にしたいです。
リールは糸さえ巻き替えれば使いまわしできますが、竿は結構本数が増えます。
そこで、できる限り安い値段で満足いくものを探すとだいたい1万円ちょっと出すのが現時点での妥協点と考えています。
■ 竿の選定
リールよりも細分化されてるので、ターゲットや釣り方に合わせて選定するポイントが異なります。
ルアーの場合はどんなルアーを使うかで竿が変わります。
例えばブラックバスのロッドは、ルアーごとに竿を用意しなければならないので、複数本必要になることが多いです。
穂先の柔らかさや投げられるルアーに合わせて私は6本使い分けています。
この辺りは対象魚に合わせて、どの竿を使った方が良いかは変わるので、以下の記事などを参照してみてください。
バスフィッシング 初心者向けオススメタックル(釣具セット)
東京湾 ボートルアーゲーム 初心者推奨タックル 2020
東京湾 ボートシーバス タックル選定と釣り方 2020
東京湾 ボートからの青物(サワラ、イナダ)ルアー タックル おすすめ
東京湾 船タコ釣り タックル選定と釣り方 2020
東京湾 タイラバ タックル選定 2020
東京湾、外房、内房 ヒラメ、マゴチ用 タックル&ルアー 2020
餌釣りでも、食わせ重視という魚が餌を咥えた時に違和感を感じさせない柔らかい穂先の竿と、掛け重視という積極的に竿を動かすことで魚を誘ってアタリがあれば即合わせるような穂先の竿、その中間の竿などさまざまな種類があります。
初心者は食わせ重視(Sとか表記されています)からスタートして、竿の動かし方やあたりの取り方がわかってきたら、掛け重視の竿やより感度の高い上位の竿を選ぶと良いです。
食わせ重視は置き竿でも、魚に違和感を与えず、あたりが取りやすいのでオススメです!
船の釣りの場合、ポイントによって深さや潮の速さが変わる影響で、使う錘が変わって、必要な竿のパワーが変わります。
対象魚ごとに情報をまとめたので、ご覧ください。
釣り初心者にオススメの汎用タックル(釣り具)
東京湾 キス・マコガレイ用 タックル選定 2020
東京湾 LT(ライトタックル) アジ釣りタックル選定 2020
エサのタチウオやカワハギなどのタックルも選定したので、記事を作る予定です。
竿を選ぶときに1つ初心者が気にしてほしいのは、持ち運びに便利で手入れがしやすい完全ツーピースモデルをお勧めします。
竿は魚に折られることは稀で不注意で竿を折ることが大半です。
ぶつけたり、根掛りであおったり、踏みつけたり、挟んだり、人によっては家の中でイメージトレーニングをして折ったなどの話をききます。
グリップで接続するタイプ(グリップジョイント)や完全な一本竿(ワンピース)は、竿を洗ったり持ち運ぶ際にぶつけたり、引っ掛けたりすることで折ったりしやすいです。
特に竿を扱いなれていない初心者だと発生の確率があがります。
それを防ぐためにも完全ツーピースをオススメします。
■ 私のおすすめ
初心者向けの1万〜1.5万の竿です!
初心者なら使い慣れてないので、竿を折ってしまうリスクもあるので、高いものはもったいないです。(修理も数万かかります。)
この価格帯で、感度的にも実釣に問題はありません。
さまざまな釣り方や釣りをするなら本数が必要になるので、なるべく低予算のものが買いやすいですし、経験値も増えます。
釣り慣れて、自分の得意な釣り方が分かってから、より上位機種を選定する方が無駄も少ないです。
価格帯的にはメジャークラフトのクロステージ、ダイワのXシリーズやシマノのBBシリーズが選びやすいです。
自分が狙いたい魚に合わせて、しっかりと検討して購入しましょう!
私が使ってるタックルもいかにまとめました。参考程度にご覧ください。
利用しているタックルリスト(2021/2月時点)
では、また!