シマノ 20 ストラディックSW 10000H、ダイワ 16 BG5000H、ダイワ 16 キャタリナ 4500H – ヒラマサ、カンパチ、キハダマグロ用キャスティング・ジギングリール インプレ

釣り酒師あっきーです。

オフショアビッグゲーム(主にヒラマサ)の入門向けとして、ダイワの16 BG 5000HとストラディックSW 10000Hを購入しました!
また、追加でたまたま安く買えたダイワ 16 キャタリナ 4500Hもあわせて、選定基準とレビューをまとめます。

(2022年9月追記)
何度か使ってみて、やはりオフショアのルアーでのビッグゲームで安心して使えるのは、セルテートSW、ツインパワーSWクラスであることを実感しました。
巻き上げる力がこのクラス以上は全く違うし、ドラグ設定の余裕があって、使いやすいというのが感想です。
ヒラマサは根に突っ込むのでドラグ設定が7kg以上になることが多いのですが、BGやストラディックだとフルロックに近くてドラグが安定的に動作しない可能性があります。
ライブベイト船などで、ドラグは比較的緩めで、魚とのやりとり以外にあまり巻かない釣りならBGやストラディックも使えそうな気がします。(まだ未経験)

シマノ 20 ストラディックSW 10000H、ダイワ 16 BG5000H、ダイワ 16 キャタリナ 4500H – ヒラマサ、カンパチ、キハダマグロ用キャスティング・ジギングリール インプレ

■選定基準

外房ヒラマサ用にPE4号が300m以上、相模湾キハダマグロ用にPE5号が300mは巻けるリールを探しました。

大型の青物やマグロを狙えるリールはそんなに多くはありません。
基本的にダイワ、シマノから選ぶのが無難だと感じており、最上位機種のステラ、ソルティガ、中級機種のツインパワー、セルテート、キャタリナが主な選択肢となります。
しかし、中級機種でも6万越えで、初心者はなかなか手を出しにくいです。
そこで入門機種に位置付けられるシマノのストラディックSWとダイワのBGを選択しました。
安定性やドラグ性能が上位機種より劣るものの最低限の機能は保有してるので、初チャレンジするには十分かと思ってこちらを選定しました!

いろいろ調べている中で、エビングは水面近く〜50mくらいで掛ける釣りなので、根に入られることを気にしないでいいし、巻き上げトルクが強いパワーギアがよいと村越さんがおっしゃっていました。
外房ヒラマサは浅場メインになるので、ガチンコ勝負で巻き上げが早い方がいいのでハイギアをジギングで使ってる方が多いそうです。
キャスティングゲームは糸ふけを素早く取って、誘うのがメインなので、エクストラハイギアが最も適しているそうです。
エクストラハイギアは、2022年時点で入門機種のシマノのストラディックSW、ダイワのカルディアSWの10000番以上に設定はありませんが、2022年10月にシマノのストラディックSWで14000XGがでるので、そちらの購入をお勧めします!

■ダイワ 16 BG 5000H

BGはスプールに滑り止めがついてるのは良い印象。
1.5万と値段も安く、最初に買うには手に取りやすいです。
ただ、T字ノブ固定で、ハンドルが変えられず、手が痛いのが難点。
ラインローラーにベアリングがないので、ベアリング追加が必須です!
予備のスプールを買おうかと思いましたが、本体価格が15,000円に対して、スプールが7,500円と高めなので、予備をかねて、本体を2個買った方がいいと考えます。

■シマノ ストラディックSW 10000H

ストラディックSWは、ラウンドノブで交換も出来ますし、スプールが安いのが良いです!
BGよりも4年新しく、防水機能や最新技術が導入されているので、こちらの方が2021年時点ではよいと感じます。
回した感じはストラディックSWの方が良いです。
ただ、値段は3万近くなので、BGなら2台買えます。

■ダイワ 16 キャタリナ 4500H
BGとストラディックSWを買ったあと、セルテートSWが出たことで、たまたまセールで16キャタリナ4500Hを安く買うことができました。

(商品のリンクは中古がメインだったので、載せていません。)
こちらをメイン機種とし、互換性のある5000Hのスプールを追加して使うことに決めました。
キャタリナのスプールは15,000円しますが、本体の元値から考えるとスプールを買う方が安いです。
ラウンドノブがいいし、剛性もあり、それでいて滑らかさを感じます。
リールを回した時のブレも一番少ないです。

■レビュー・インプレ

2021/05/01 外房ヒラマサ@大原漁港 松鶴丸
午後便で出船。お客さんは多くて、初めてだったので船長の横で釣りをさせてもらいました。
乱天で、雷がなりだしたので、2時間程度の釣行。
ストラディックSWをPE4号-リーダーナイロン80lbでキャスティング利用。
キャタリナをPE4号-リーダーフロロ50lbでジギング利用。
使った感想はキャタリナ4500Hは巻き上げにトルクがあり、楽に釣りができました。
ストラディックSW10000Hも特に問題はなかったです。
着水後の巻き始めがラウンドノブの方がすぐに掴めるのでその分強いです。
ジギングならBGでもいけますが、やっぱりキャタリナやストラディックのほうが使いやすいです。
まだ魚をかけてないので、魚とのやり取りがどういう具合かはわかりません。

2022/07/01 外房船ルアーヒラマサ@大原漁港 松鶴丸
午後便で、4人しかおらずミヨシで釣りを楽しめました!
キャタリナをPE4号-リーダーフロロ50lbで利用。
前回は気づかなかったのですが、ドラグ設定時の安定度合いがツインパワーSWクラスとキャタリナは、7kgで設定しても余裕があります。
BGとストラディックSWは7kgの設定はほぼフルロックに近く、ドラグの出方にムラがありました。
やはりオフショアのルアーのビッグゲームにはちょっと厳しいなと感じました。

ジギングとキャスティングを交互に行って、キャタリナをジギングで使いましたが、巻き上げが強く、とても安定したリールです。
BGを少し使いましたが、やっぱり巻き上げのトルクがなくて、半日でも使い続けるのが辛い感じ。
BGは泳がせ用かなぁ。
ストラディックSWはキャスティングで利用しましたが、ジギングより抵抗が少ないので、巻き上げには問題ないですが、魚がかかった時を考えると不安です。

結果的にやはりルアーのビッグゲームは、他の方もおっしゃるようにツインパワーSWやセルテートSW以上を使った方がキャッチ率は確実に上がると思います。
最初に慣れるまではストラディックSWなどでいいですが、本気で取り組むならツインパワーSWやセルテートSWを使いましょう!
ストラディックSWは何かメインリールに問題が起こった時の予備や友人が始めたいと言った時のレンタルで利用します。

2022/09/09 相模湾 キハダマグロ エビング@茅ヶ崎 一俊丸
エビングの際、キャタリナをPE5号で利用。
安定的に巻き上げられるし、安心して釣りに集中できます。
250gのジグを背負っても安定した巻き上げでした。
魚をかけることはできませんでしたが、また一つ経験を積めたと感じました。

■商品リンク

ヒラマサ、キハダマグロで使うなら、1台目はハイギアがジギング、キャスティングどちらでも使えるのでおすすめです!
2台買うなら、1台はエクストラハイギア(キャスティング用)、1台はハイギア(ジギング用)にするのがよいでしょう。
2台買う時は同じメーカーで揃えると、8000、10000、14000番はボディが同じなのでスプールを転用できる点でよいです!
替えスプールも高い(2万近い)ので、2台プラス1個替えスプールがコスパがよいです。
ただ利用用途などもそれぞれ変えるならスプールも1つずつ揃えた方がいいので、メーカーを分けるのもありかと思います。
根を気にしない場所でジギングするなら、巻き上げトルクが強いパワーギアのほうがよいそうなので、キハダマグロのエビングをメインにする方はパワーギアも選択肢に入りそうです。

ダイワ 22 カルディアSW 10000-H

シマノ 22 ストラディックSW 14000XG(2022年10月発売予定)

シマノ 20 ストラディックSW 10000H

一般的に中級機種以上が良いと言われる所以は、使ってみるとよく分かります。
お金があるならば、2022年9月時点ならセルテートSWかツインパワーSWがよさそうですが、初心者のうちは2022年9月時点ならストラディックSWかカルディアSWでいいと思います!
セルテートやツインパワーは、上位機種のソルティガやステラとほぼ同じで、メインギアの素材、ローターの素材が違うくらいのようです。
素材がいいほうが長持ちするので、ヘビーユース(週1とか)するならソルティガやステラ、月1くらいしか使わないならツインパワーSWやセルテートSWでいい気がします。
私は後者なので、型落ちのキャタリナ 5000H、ツインパワーSW 14000XGを今は使ってます。
エビングや外房ヒラマサ以外のジギングで使えるように、セルテートSW 10000-PかツインパワーSWの10000PGを2023年に買い足そうかと考えています。

ダイワ 21 セルテートSW 14000-XH

ダイワ 21 セルテートSW 10000-H

シマノ 21 ツインパワーSW 10000H

シマノ 21 ツインパワーSW 14000XG

では、また!

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