2025/06/13 相模湾 ライブベイト@茅ヶ崎 一俊丸
釣り酒師あっきーです。
人生初のキハダ、カツオ狙いのライブベイト船に乗りました。
かなりカツオの活性が高い日で、カツオのバイトがかなり多めで、たまにキメジが混ざる感じ。
5kg前後のカツオが2本、2kg前後が2本、5kg前後のキメジが3本と大満足でした!
初めて60Lクーラーを有効活用できました!
一俊丸さんはとてもよい船宿さんなので、興味がある方はぜひ行ってみてください。
https://kazutoshimaru.net/
ネット予約、クレジットやpaypay決済、初心者向けのレクチャーなど色々環境が整っています。
前日の出船連絡と駐車場処理などの注意喚起のメールは助かりました!
■ 2025/06/13 相模湾 ライブベイト@茅ヶ崎 一俊丸
初めてなので早めに到着して、ご飯を食べつつ待機。
5時前にお店は開きましたが、席の抽選の後に受付とのこと。
駐車券の処理をしたり、トイレを借りたりできました。
5時15分に抽選。
6番目で、右舷みよしから埋まってたので、その並びを確保。
事前に針とハリスとPEを結んでおいたので、ガイドを通すだけで準備完了。
ライブベイトの詳細は、tkdさんがまとめたnoteがとても情報がまとまってて助かりました!
https://note.com/tkd_fishing/n/n1b279574b34e
一俊丸さんでのライブベイトはじめての人は、必ず目を通した方がいいです。
フックはAmazonでも売ってたカットヒラマサ 13と14を利用。
イワシがそんなに大きくなかったので、ちょうど良い針サイズでした。
ハリは6セット事前に作成して、南方はえ縄結びに慣れました。
https://www.seaguar.ne.jp/knot/harris/harris_4.html
外掛けの応用なので、慣れればそんなに難しくないことがわかって一安心。
確実に外掛けよりも強度重視の安定した結びなので、覚えておくといいです。
イワシの針への掛け方は、一俊丸さんのHPがわかりやすかったです。
https://kazutoshimaru.net/2797
ポイントまでは長時間かかるので、寝て過ごしました。
到着したら、鳥山もありました!
魚を見つけて、船が安定したらスタート。
イワシをもらって、中乗りの方にエラ掛けをオススメされたので、エラ掛けスタート。
出来るだけ弱らないように、バケツの中で優しくイワシを扱いながらエラ掛け。
見た目は元気なイワシでも、イワシによって船に向かってくるイワシ、クルクル回るイワシなどがいて、なるべく沖側に頭を向けてもダメなものがあって、そういう時は即交換。
あとは投入直後に鳥に襲われて、ダメになることもしばしば。
一度少し飲み込まれて、魚ごと引っ張り出すのに苦労しました。(口を開けなかっただけなので、鳥に傷はなさそう)
イワシを投入して、沖にスルスルと流していくと右舷ミヨシよりに魚が流れました。
バイトはイワシが泳いで出るライン速度よりもかなり早く糸が出る時です。
そのまま食い込ませるために5秒ほど送り込みます。
ベールを返して、竿と糸がピンと張ってから合わせます。
合わせてもすっぽ抜けるときがありますし、途中で吐き出すこともあり、どこまで待つかをラインの出方などで判断するのは難しいです。
エラ掛けだと、餌だけ取られることが多かったので、鼻掛けにしてみたらこの日は良かったです。
早い時は5mほどラインを出したタイミングで、見えた魚が食う時がありました。
大半は10m~15mほど出して、バイトが多かったです。
この日は特にカツオの食いが良くて、凄い時は片舷で5人くらい掛けてました。
ドラグを5kg掛けてても、走り回るのでおまつりがとても多く、両隣と協力しながら移動しつつ、タモ入れします。
一度、3人ミヨシ側の方とまつって、魚が走ったので、相手のラインを切ってしまい、申し訳なかったです。
一度、私もメインラインから切れた時がありました。
メインラインもおまつりでズタズタになるので、チャンスを逃さないためにも、予備セット、予備スプールは必須ですね。
この日は一度FGから組み直したケースもありましたが、針とハリスを繋いだセットを作ってたので復旧は早かったです。
かなり走り回るし、パワーが強いので、穂先が折れた方も数人いました。
ライブベイトはおまつりがすごいので、強引なやりとりにならざるを得ません。
その影響で魚の口が壊れたりするので、リリースは難しい釣りでもあります。
私のタックルは30kg想定のマグロセッティングでしたが、5kgクラスのカツオ、キメジで絞り込まれていたので、もっと大きいものがかかったら、取り込みは時間が掛かりそうです。
最初は綱引きな感じでしたが、数匹釣ると余裕が出てきて、竿を使ってやり取りができるようになりました。
やはり経験を積むのが、1番理解が進みますね。
安いものでもギンバルがあると楽でした!
私は釣具のポイントオリジナルのリアルメソッドのギンバルを使っています。(まだ売ってるのかな?)
船下に潜られた時は、竿を立てすぎると折れるので、脇で支えましたが、竿尻が食い込んで、二の腕の裏側に青タンが出来ました。
キハダサイズを狙ってましたが、いきなり10kg以上が掛からず、5kgクラスから経験できたのは幸いでした。
実釣時間はおおよそ3時間ほど。
1匹釣ると魚を絞めたり、ラインチェックや呼吸を整えるので10分ほど掛かるので、実質2時間くらいでした。
ハリスが痛んだり、おまつりでPEからカットするケースもあるので、針結びやノットを一人で結べる必要があります。
バイトは10回を超えて、かかったのは8本、1ラインカット、カツオ4とキメジ3とすごい釣りでした。
引きを存分に楽しめてとても満足な釣りでした!
この日はカツオの活性が高くて、10kg以上のキハダは出ませんでした。
クーラーボックスは、60Lで5kgサイズ(60~70cm)のキメジ・カツオだと5本が限界。
カツオが2本入らなかったので、相談したところ船宿に引き取ってもらえました。
魚が無駄にならず助かりました。ありがとうございます!
キンキンに冷やさないと劣化が進むので、魚を入れた後、クーラー満タンまで、氷を追加してもらいました。
おおよそ1kg200円で追加が可能で、隙間を埋めるために私は4kg分購入して、2日持ちました。(帰って1kgの板氷を追加)
当日は疲れて、とりあえず家族に食べさせるためにキメジを1匹捌きました。
今回捌いてみて、普通の家で捌くのは8kg位が限界な気がするので、10kg以上は船宿でお金を払って捌いてもらうようにする予定です。
2日目にカツオとキハダを1匹ずつさばいて、おすそ分け。
3日目にカツオとキハダを1匹ずつさばいて、終了という感じ。
3日目は板氷しか残ってなかったです。
できれば2日目までに捌きたかったのですが、家族と潮干狩りの予定があって、やむなく3日目に捌きました。
鰓の色が変わって劣化してましたが、それ以外は大丈夫でした。
クーラーのスペックによって変わると思いますが、釣り具メーカーの保冷性があるクーラーを準備したほうがいいと思います。
私は、ダイワ 21 トランクマスターHD2 S6000 インプレ(青物用クーラーボックス) を使っています。
カツオは、捌いてキッチンペーパーにくるんで、冷蔵庫に保存。
キッチンペーパーは毎日交換しましょう。
血合いを取って食べるとおいしかったです。
特に捌いて2日目の赤身が抜群にうまかったです!
コンロで炙った、たたきもとてもおいしくて感動しました!
醤油とみりん(1:1)、しょうが(適当)と一緒に漬けたものがご飯には最高に合いました!
スーパーで買ったカツオとは全く違う味わいですね。
キメジも、捌いてキッチンペーパーにくるんで、冷蔵庫に保存。
キッチンペーパーは毎日交換。
こちらも刺身は、血合いはとって食べるのがおすすめ。
キメジのほうがあっさりしています。
最初の2日はキッチンペーパーで、ある程度水分が抜けたら、ラップにくるんで、2日くらい寝かせて食べると絶品。
血合いは、焼いたり、煮たりしましたが、下ごしらえが十分ではなかったみたいで、臭みがありました。
カマ、ハラミも2日ぐらいキッチンペーパーでくるんで冷蔵庫で寝かせて、水分を抜いたものを一夜干しにするほうがおいしかったです。
カツオを早めに食べて、キハダは寝かせて食べるのが良いと理解しました!
乗船料金が3万ほどですが、遠出のガソリン、たくさんのイワシを仕入れるので妥当だと感じました。
千葉から行くと帰りが激混みなのが問題ですが、またチャレンジしたいです!
金額もそれなりなので、年一の楽しみにしたいと思います!
今年はキャスティング、エビングもやって、どうにか20kg越えのキハダサイズを釣ってみたいです!
■タックル
シマノ 19 グラップラー タイプC S77MH + ダイワ 15 ソルティガ 4500H (PE4.0)
アブガルシア 21 ソルティーステージ プロトタイプ ジギング XJGS-57-4-MAX300 + ダイワ 16 キャタリナ 4500H(PE5.0)
メインはグラップラー タイプCを利用。
船底に潜られたときに、少し長さがあるほうが擦られる可能性が下がるので、7.5ft~8ftくらいあったほうが無難な気がします。
やり取りは短いソルティーステージ プロトタイプ ジギング(5.7ft)のほうが楽でしたが、船底に潜られるリスクを考えると、やっぱりキャスティングロッドがいい気がします。
5kgでも元気のいい魚は、グラップラー タイプC S77MH のバッドまで絞り込んでくれて、かなりの引きを楽しめました。
ドラグは最初3kgくらいで設定してましたが、ドラグが出すぎるので、5kgくらいでやり取りしていました。
グラップラーは固いので、曲げるのが大変ですが、最低限やり取りはできるロッドだと感じました。
できれば、もう少し上位クラスのほうが、しっかり曲がって、竿の復元力で魚を捕れそうな印象。
リールに関しては、ダイワならソルティガ、セルテート、キャタリナクラスなら安心してやり取りできます。
シマノならツインパワー以上、ペンならオーソリティーがおすすめです。
型落ちでいいので、このクラスが間違いないです。
今回使ったソルティガはスプールが上がったときにノイズが出るようになったので、強引なやりとりでシャフトが少しゆがんだかもしれません。
使えない状況ではないので、今シーズン使った後、オーバーホールに出して、チェックしてもらう予定です。
この釣りは巻く動作は魚とのやりとりのみなので、PGが一番楽そうですが、HGでも問題ありません。
XGは必要ないので、HGかPGを選択してください。
ラインはPE4号で十分だと感じました。(20kg以上だとどうかは分かりませんが。。)
では、また!