2025/06/08 東京湾 船マダコ@浦安 吉久

釣り酒師あっきーです。

2025年初の東京湾マダコ。
ミヨシが取れて、タコが得意な船長の船に乗れたので、23杯で初の竿頭が取れました。
だいたい300g以上を目安にキープは7杯、うち500g以上の個体は2杯、最大650gでした。
今年は結構数が釣れてるので、東京湾でも十分楽しめますね!
また、7月に入ってから一度行く予定です。

マダコを含め、初心者向けの東京湾船でのルアー釣りの本を出版いたしました。
シーバス、マゴチ、タコ、サワラ、クロダイ・キビレをターゲットとした、海でのルアー釣りにこれからチャレンジしてみたい方向けの本です。
東京湾 ルアー釣り初心者向けの本「ルアー釣り初心者なら東京湾」Kindle出版
Kindleでの出版となっており、Kindle Unlimitedをご契約の方は無料でお読みになれます。

■ 2025/06/08 東京湾 船マダコ@浦安 吉久


朝から小雨が降っていて、少し夏の恰好では肌寒い状況。
移動時はレインスーツが必須でしたが、止まると脱いでちょうどよかったです。

ポイントによってタコがたくさんいるところとそうでないところがあって、おそらくそうでないところは誰かがタコを釣った後だったんだと思います。
ストラクチャー的に良さそうなポイントでもタコがいない状態でしたが、胴の間から後ろの人がよくヒットしてたので、ブレイクの下にタコが溜まっていた感じ。
ミヨシだとストラクチャーにはアクセスしやすい分、ブレイク側はみんなが投げてるので、アプローチしづらいということに今回気づけました。
タコが多い年は、胴の間でも釣りが成立するのがいいですね!

最初の堤防がテトラ群は岸際に全くタコがおらず、胴の間でポコポコ上がる状況でしたが、テトラが途切れて、堤防がまっすぐ海底に降りてるところにタコが溜まってて、そこに入ったら、ミヨシ連発でした。
いいタイミングではリリースサイズでしたが、3投連続ヒットもあっていい感じ。
最大は650gで、いい重みを感じることができました。

前半8時〜11時までは8割仔蛸で20匹釣れて、後半11時〜14時は大型を探して探索するもこの日はキープサイズが3つ釣れた程度でした。
先に撃たれてるとどうしても釣れない時間はありますね。
そういう意味ではタコは午前勝負な気がします。

今年はタコが触る感覚も掴めて、今触ってる、あ、離したというところまでわかりました。
しかし海藻が絡んだりやおそらく根掛りしたエギについてる糸に絡まってる感じがタコに似ていて判別がつかず、一旦から合わせしてみるという感じは何度かありました。
この辺りの精度が上げられるとよりタコを釣る能力は上げられそうです。

触る感じがわかるようになったのは、おそらくチニングで鍛えられた感覚で、触った後に誘って釣るパターンもありましたが、追ってくる個体は少なかった印象です。
ガッツリ掴んでくるケースが8割、触って逃げる個体は2割くらいでチニングほど頻度はない感じ。
長く誘ってしっかり抱かせる前に逃げる場合にどう対処するかのノウハウを貯める必要がありそう。
そういう個体は、常磐みたいに豚バラはありかもしれないけど、全体効率を考えると単体エギの方が良さそう。
今回はバラしは1回だけで、基本的に触った後は5秒は誘って、その後合わせる態勢を作って、大きくスイープがいい結果に繋がったと思います。

東京湾のエギタコは、基本的にストラクチャー撃ちで、できる限り岸際がタコがよりやすいポイントなので、キャストして狙います。
岸寄りはいろんなものが沈んでて、根掛かり覚悟の釣りになります。
なるべくロッドの操作で障害物を避けながら釣りをするも、ガチっとハマることがあって、そういう時は切るしかありません。

キャストメインで頻繁に根掛かりするケースでは、丸ごと根掛かりした場合、船から遠くで根掛かりする分、PE3号+リーダー10号だと切るのが非常に困難なので、東京湾ならPE3号にリーダー7号、捨て糸5号設定がよい気がするので次回試してみます。
錘をナイロンで繋ぐ場合、キャストミスして、障害物にあてた時に、錘だけなくなるケースがスナップに比べると多いです。

今回、吉級の杉本船長推奨の錘はエギにナイロンで繋いだものを利用しましたが、錘は5個ロスト、エギは2個ロストでした。
あとは、タコをエギから剥がす時に安いエギが1個破損しました。

最初PE3号でやりましたが、根掛かりはリールだけでは切ることはできず、木片を使ってカット。
船の揺れや動きもあって切るのが難しかったです。
2つ目の根掛かりの時におそらくその前に根掛かりした時に木片を使った影響で高切れ。
ノット締めの道具よりも木片が早そうと思って借りたのですが、木片を使う時はタオルを巻いて使うなどの工夫が必要そうです。
交換したリールは、PE1.5号でしたが、その後はまるごと根掛かりはなく、ロストはありませんでした。

タコを数釣るためにはキャスト精度が欠かせません。
青物の全力遠投キャストは、船が動きながらのキャストで、まだ慣れてませんが、マイペースでピンスポットに投げるのはバス釣りの経験である程度できたので、今回はいい結果が出たと思います。
去年は同じキャストができても全く釣れなかったので、今年、東京湾のタコは多そうです。

エギは去年買った残りを使いました。

レッツライドは、キャストミスで壁に当てると高確率で壊れます。(だいたい錘がなくなる)
今回は多分前回使ってヒビが入ってたのか、一本針の付け根が折れました。
常磐で利用した蛸墨族を手入れして再利用しましたが、キャストミスが二度くらいありましたが、一つも壊れないので、結果的に安いかもしれません。
根掛かりさせない腕を身につけて、しっかりとしたタコエギを使うのが釣れる要素なのかもと感じました。

■タックル

アルファタックル 21 アルファソニック 餌木タコ 180ti LTD + タカミヤ 14 リアルメソッド ギガソルト PG (PE3.0 -> 1.5号)
シマノ 19 タコエギBB S175 + タカミヤ 14 リアルメソッド ギガソルト PG (PE1.5号)

メインでアルファソニック、予備でタコエギBBを準備していて、少しタコエギBBを使ったのですが、ロッドとしては軽いけど、穂先の感度が鈍めで、操作感も穂先ではなく、やや胴寄りの穂先で操作している感じだったので、アルファソニックの方が使いやすかったです。
アルファソニックは、メタルトップだけに、やや穂先が重く感じるのが難点ですが、アンダーハンドで投げるのは投げやすいです。
1日小突いてると、手首が疲れて、終盤はやや小突きが緩くなりますw

極鋭は買えませんが、今年出たダイワの25メタリア エギタコは、メタルトップだけど穂先部分がAGSで穂先が軽そうで、ちょっと使ってみたいなぁ。
https://www.daiwa.com/jp/product/3tb2eis
センターカット2ピースが持ち運びが楽で好きなのですが、タコの張りつきに対する強度を確保しようとするとバッドジョイントは仕方ない気がします。
買うならMH-170かなぁ。
でもタコは年に2〜3回なので、アルファソニックが折れたら考えようかな。
アルファソニック自体も2025年リニューアルしてるので使ってみたいけど、こちらは似た感じになってそう。
いい竿だし、メタリアより安いので、折れたらこっちを買うかもw
https://www.alphatackle.com/product/alfasonic-egitaco/

リールは、やっぱりギガソルトPGがタコには最高です!終売になったのが残念。
タカミヤ リアルメソッド ギガソルトPG – 東京湾 船タコエギ・LTアジリール インプレ
PG(パワーギア)でドラグ8kgでキャストブレーキ付きというスペックが少なくて、これがかなりよかった。
ハンドルもダブルハンドルっぽい作りですが、シングルハンドルで軽いハンドルなので、キャストによるクラッチの戻りがなく快適です。

■タコ釣り情報

以下に情報をまとめていますので、初心者の方はご覧ください。
東京湾 船タコ釣り 初心者向け専用タックル選定
東京湾 船タコ釣り 初心者向け 釣り方とエギ選定
マダコ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理

では、また!

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