フグ初心者向け捌き方の案内とオススメ料理

釣り酒師あっきーです。

基本的にフグ(トラフグ、ショウサイフグ、アカメフグなど)は免許を持った人が捌く必要があります。
船宿や免許を持った料理店に持ち込んで捌いてもらった身などを切り分けて食べます。
今後いろいろな食べ方を試すので、美味しいものが見つかったらアップデートします！

フグの情報を以下にまとめているので、初心者の方はご覧ください。
東京湾船フグ釣り初心者向け基本情報
 東京湾船フグ釣り初心者向けおすすめタックルと仕掛け
 東京湾船フグ釣り初心者向け釣り方

フグ初心者向け捌き方の案内とオススメ料理

東京湾ではフグはいろいろ釣れます。
トラフグ、ショウサイフグ、アカメフグ、サバフグ、クサフグなどいろいろな種類があります。
特に食用として好まれるのは、トラフグ、ショウサイフグ、アカメフグですね。

季節に応じて白子が入ってる時期や小さめのサイズがたくさん釣れる寄りフグシーズン、春のトラフグシーズンなど季節ごとに楽しみがあります。
特に人気のトラフグは九州出身の私だと下関が思いつきますが、近年は東京湾でも大きなトラフグが釣れます！
時期は春の産卵時期が釣りのメインです。
3月から4月末頃に東京湾の船宿が船を出しています。
基本的に一日釣って1匹釣れればいい釣りですが、年に数日だけX-DAYというあたり日があって、その日は一人複数匹釣れる可能性があるときがあります。

みんなこの日を狙って、何度も乗船する感じです。

X-DAYの時期は、平均的に1.5キロ〜2キロくらいがアベレージで、大きいものだと3キロオーバーです。

釣れたものは船宿で捌いてもらう感じになります。
ショウサイフグやサバフグは10匹釣って、トラフグ1匹分の身くらいの量でした。

身とヒレをいただくことが出来ますが、白子が入ってたらラッキー。
卵は毒がありますが、白子は無毒なので持って帰ることが出来ます！
鍋に入れたり、煮付けにしたり、そのまま焼いたりと食べ方は色々あるので、試してみてください！

■ 捌き方

除毒された身だけのものを、身欠きフグと言います。

船宿で渡された除毒された身欠きフグの捌き方で参考になる動画は以下のとおりです。

身の部分は、うぐいす骨をとって、3枚に下ろすだけなので、簡単です！
骨に多めに肉を残して、お鍋など火を通した料理に使うと良いそうです。

トラフグは、身についてる皮(身皮)が厚めなので取り方などは、以下の動画をみてください。

身皮の食べ方もまとまってるので、是非みて味わってみてください！

ひれ酒のひれの処理の仕方は以下の動画をみてください。

塩水で洗った後、塩水に1日つけて、ヒレを2枚に捌いて、干します。
私の場合、室内で換気扇の下において干しましたが5日くらい干したら良い感じに仕上がりました。
(やや臭いが出ますので、外に干せるなら外のほうが無難です)

初心者向けに魚のさばくときの準備と心構えを別途まとめましたので、ご興味があればご覧ください。
初心者魚のさばくときの準備と心構え

■ 料理

私のおすすめの順番でご紹介します！

刺身

トラフグを1週間寝かせた身を食べてみました。
薄く切るのが難しくて、ちょっと厚みがでたら、コリコリとしていました。
寝かせたことで少し身が柔らかくなって、薄く切るのが難しかった感じです。
フグを薄く切る理由はできる限りコリコリ感を出さないようにしているのかなと思いました。
2、3日寝かせたくらいで、ちょっと身が硬い状態で切るほうがよいのかもと感じました。

前回のトラフグで寝かせすぎると切りにくくなったので、1日寝かせて食べてみました！
そうすると薄く切りやすくて、いい感じでした！
サバフグ(ほんのりピンク)とショウサイフグ(透明)を刺身で試しましたが、かなり美味しいです！
身皮を食べやすくするために少し湯通ししたものとそのままのものを食べ比べましたが、湯通しせずそのままのほうが美味しかったです！
サバフグとショウサイフグを比べましたが、私の味覚では大きな違いを感じられませんでしたw
一般的にはショウサイフグの方がおいしいので高級とのこと。