2021/03/26 東京湾 真鯛 タイラバ@深浦港 辰丸
釣り酒師あっきーです。
いつも行ってる林遊船さんでタイラバ乗合船はたまに出ます。
でも、タイミングが合わないし、乗合をお願いして、人が集まらないのも申し訳ない。
チャーターは私の都合に合わせてもらうのは他の人に申し訳ない。
ということで、タイラバ専門で乗合船を出してる辰丸さんに今回はお世話になりました!
結果、45cm 1.3キロの真鯛、30cmの真鯛、40cmのホウボウ、30cmのマゴチでした。
結構厳しかったですが、一瞬だけ連発してお土産が確保出来ました。
2021/03/26 東京湾 真鯛 タイラバ@深浦港 辰丸
■ 状況&実釣
気温は朝から10度くらいあって、風も弱めで過ごしやすい日でした。
早めに行ったこともあって、ゆっくりと準備出来てよかったです。
タイラバロッドは穂先が柔らかいので、船に乗ってからタックルは準備したほうが良いです。
タイラバの重さでグニャっと曲がって気になります。
当日は20〜60mくらいのポイントで、朝は浅場、昼は深場中心でした。
初めてだったので、普通のタイラバの感覚を掴みたく、キャスラバのタックルも準備しましたが、ほぼ普通のタイラバタックルで通しました。
朝一でキャスラバの人に45cmくらいの綺麗な真鯛がヒット!船中が盛り上がりました!
私も分からない中、周りの人の巻き方、ロッドワーク、自分で竿から得た感覚に集中して、釣ってると待望のアタリ。
事前にシマノのタイラバ入門動画で学んだ通り、ガツガツと当たっても巻き続けて、竿先が引き込まれるまで待ちました。
YouTubeは本当に役に立ちます!
感覚はタチウオの天秤釣りと同じですね。
小さい感じですが、あげてみると30cmくらいのマゴチ。
そこから30分くらい沈黙で、ポイント移動。
ここで、わたしが連発。
メジャークラフトの鯛の実80gのオレンジヘッドに、別売りのオレンジゼブラとクロ(赤ラメ)のネクタイ。
カラー選択がたまたまジャストだったと思います。
30cmの真鯛が釣れて、40cmのホウボウが釣れて、45cmの真鯛と30分くらいで3匹釣れました!
時間的に8時前後くらい。
そのあと移動を繰り返して、サイズアップを試みましたが、2回コツっと当たっただけで、全く釣れませんでした。
船中でホウボウが連発してた方はいらっしゃいましたが、真鯛は数匹ポツリポツリと釣れてた感じ。
この日は赤やオレンジのネクタイが良かったみたいでした。
船の場合、ポイントを頻繁に変えるので、個人的にルアーチェンジやカラーチェンジはあまりしなくても良いかと思います。
前日とかの実績を聞いて、ある程度合わせておくのが良いです。
周りの人がそれぞれの思いでルアーを選択して、全く同じルアー、カラーを使ってることは少ないので、連発してる人がいたら真似するのが一番です。
真似できるようにある程度幅を広げて道具を揃えておくのが前提となります。
全体の釣果は、辰丸さんのホームページに上がってます。
https://tokyofishing.net/7882
■ 船宿 辰丸さん
5時半集合、6時出航で、初めてだったので、5時前に到着しました。(多分電車で来る人がいる時は時間をずらすんだと思います。)
船宿の看板がなかったので、一度見落として、二度目にその近くだと思われる場所でハザードを焚いてたら、船長さんが声をかけてくれて助かりました。
プレハブで、工事の事務所みたいに見える建物が船宿です。
駐車場は小さめで、一部は駐車場、一部は路肩に止める形になります。
初めての方は時間に余裕をもって行動することをおすすめします!
初めてだったので、船長さん親子にたくさんフォローしていただき、どうにか真鯛に出会えることができました!
座席も船長さんの近くをアレンジいただいて、とても優しく教えていただき、楽しい時間を過ごせました!
初心者におすすめできる船宿さんです!
船は和船なので、トイレもあって良かったです!
糸が流れて、糸が絡みにくいように片側に人を寄せて釣るので、トラブルが比較的少ないです!
たくさん人を乗せたほうが船宿としては収入が増えたり、一人当たりの単価は落とせますが、その分ライントラブルが増えたり、よく釣れてる時にタモ入れが出来なくて、満足度が下がる場合もあるので、7人で人数制限してる点も良かったです!
■ タックル
シマノ 17 炎月SS B70MLS + シマノ 17 炎月BB 100HG(PE0.8号)
シマノ 19 ソルティーアドバンス タイラバ B69ML-S + シマノ 17 炎月BB 100PG(PE1.0号)
メジャークラフト クロステージ CRXJ-S642L/LJ + シマノ 15 セフィアSS C3000SDH (PE0.8号)
3本用意しましたが、さまざまな状況を考えると3本欲しいと感じました。
30mより浅い所用にキャスラバタックル
50mまでの所用にハイギアタックル
50mより深場用にローギア(パワーギア)タックル
キャスラバは、船宿さんのホームページにもあって、浅場を狙う時に有利と書いてありました。
やはり投げることで、釣れるレンジを横にトレースできるので、実際に浅場はキャスラバの方が釣れてました。
(私は初めてだったので、朝一からキャスラバを投げるメリットを考えきれておらず、理解できてなかった)
キャスラバは専用ロッドが良いみたいですが、穂先の柔らかいライトジギングロッドで良さそう。
リールは3000番クラスでPE0.6号 200mかな。
皆さんレバーブレーキ付きのタックルを準備してました。
考えてみましたが、フォールさせる時にサミングよりも安定して糸を出せるからではないかと推測します。
PE0.8号で臨みましたが、使ってみるともう少し細い方が良いと感じたためです。
投げる分、潮の抵抗がかかるので、細い方が使いやすいです。
キス釣りで錘20号までは投げても問題ない太さなので、PE0.6号で良いかと思います。
出来ればダブルハンドルがハンドルの重心バランスが取れる分、リーリングしやすく、等速巻きがしやすいです。
他に乗船されてる方は、タイラバにハマってる人が多そうで、レバーブレーキのダブルハンドルのリールを持ってましたが、エギング用のダブルハンドルのリールがあればそれでも十分かと思います。
レバーブレーキって磯釣りでしか使わないイメージでしたが、釣り方によっては、メリットがあるんですね!
最近はシーバスでも出てたので、将来的にはレバーブレーキタイプも買うかもしれません。
タイラバは40g前後がメインになります。
数投しかスピニングは使わなかったので、次回はもっと使ってみます。
実釣を経験して気づいたのは、50mを超えてくるとハイギアだと巻き重りが気になり、リールを支えてる手が疲れます。
翌日には支えてる手が筋肉痛になりました。
その点、パワーギアは巻きが強くて軽く巻けるので、楽です。
ただ、巻きのスピードが速い時にあたりが集中する場合はハイギアがないと辛いので両方あると良いです。
逆に巻きのスピードが遅い時にあたりが集中する場合は、パワーギアのほうが楽に釣りができます!
ラインは、最初は初めてだし、糸が細くてラインブレイクしても嫌なので、PE1.0号を使おうかと考えていました。
事前に船宿さんに相談した所、PE0.8号がオススメと聞いたので、0.8号に巻き替えて、実釣しました。
使ってみると、0.8号だとラインに潮の抵抗がかかりにくく、気持ちよく釣りが出来ました。
45cmの真鯛も難なく上げられたので、0.8号で良かったです!
ドラグ調整さえしてれば、真鯛の引きなら60cmクラスでも安心してやりとり出来そうです。
80cmクラスの大鯛や鰤が掛かると心配ですが、釣り上げた実績はたくさんあるようです。
釣れない時間帯に試しで、予備のリールでPE1.0号を使ってみましたが、抵抗が大きく、釣りづらかったです。
0.2号の違いでも大きな差が出ることを実際に経験できたのは大きかったです!
今回の経験をもとに、ライトジギングでも次はPE0.8号を使ってみます。
ハンドルは確実に利き手で回した方がいいです。
私は右が利き手なので、アタリを取る釣りは基本左巻きなのですが、タイラバは一定の速度でリールを巻く等速巻きが基本なので、今回リールは右巻の専用のものを使いました。
カウンター付きの方が、水深が把握しやすいし、どのくらい上げたかもわかるのでおすすめです。
たまに中層で当たる時もあったので、どの水深であたりがあったのかはやはりカウンター付きの方がメリットですね。
ただ、価格が倍くらいになるので、私は一旦カウンター無しのギア比別で2台買いました。
左ハンドルの炎月CTはタチウオ用に買って、今回左ハンドルの有用性を試したくて使ってみました。
正直左ハンドルは等速巻きがしにくいので、右ハンドルにメリットがありました。(右利きの場合です)
個人的には釣りやすさを考えるとタイラバはパワーギアの方が等速巻きに集中できてオススメです。
数を釣りたい方は、電動リールで低速の等速巻きが一番釣れると思います。
ただ、それだと自分で釣った感じは得られにくく、漁師さんと変わらないと思うので、釣りの楽しみを味わいたい方は手巻きをおすすめします!
ロッドはシマノの型落ちの炎月SSと最新のソルティーアドバンスを使いました。
炎月SSはグリップジョイント、ソルティーアドバンスは完全ツーピース。
持ち運びや手入れのしやすさはやはり完全ツーピースが良いです。
竿を折ってしまう危険度もかなり減ります。
アタリはやはり炎月SSのほうがとりやすいです。
しかし、ソルティーアドバンスでも問題なくアタリは取れました。
ハイパワーXがついてない分、ねじれや耐久性に問題があるかもしれませんが、初心者はソルティーアドバンスで十分です。
パワーはMLを使いましたが、東京湾にちょうどいいです。
厳しい時用にLが欲しいですが、強度的にツーピースだと問題があるのか、ラインナップにないので、今はB69ML-S/2一択です。
タイラバロッドは穂先が弱く、穂先が折れるトラブルを考えて2本用意した方が良いです。
私はソルティーアドバンスを買いましたが、今なら炎月BBが2021年3月にリニューアルされるので、5000円位上乗せできるならハイパワーXも実装されてますし、こっちがお勧めです!
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/6291
Xシートデュアルガングリップ使ってみたい。。。
タイラバはヘッドとスカートを状況によって変化させます。
ヘッドは船宿さんは波動という言葉を使ってましたが、ヘッドの形で動きが変わるようです。
すり抜けの良い太鼓飴のような形が波動が少なく、それ以外の形が波動が大きいと捉えると良さそうです。
今回私はタングステンの太鼓飴タイプと鉛のメジャークラフトの鯛の実を使い分けました。
今回はメジャークラフトの鯛の実のオレンジヘッドで私は釣れましたが、状況によってはタングステンの一人勝ちになる可能性もあります。
いろいろ用意することをお勧めします。
スカートは色や形状を多数用意しないと、状況に対応できません。
割と真鯛はカラーに敏感みたいで、ほんの少しの違いで結果が変わるようです。
今回は一番左のオレンジゼブラ、黒の赤ラメ入りで釣れました。
状況が良ければなんでも良いみたいですが、食いが渋い時ほどこの差が明確になるので、釣りたい人は多めに用意することをおすすめします。
タイプとしては、ネクタイが太めと細め、ストレートとカール、カラーが赤、オレンジ、グリーン、黒、白あたりは用意した方が良さそうです。
■ 食べ方
まずは何と言っても刺身。
左の皿が真鯛、右の皿の上がホウボウ、下がマゴチ。
どれもとてもおいしかったです!
今回は、マゴチもあったし、マダイも白子があったので、ホウボウと真鯛のハラミも使って煮付けを作りました。
真鯛の白子の煮付けってこんなにおいしいんだと感動しました!
やっぱり卵とか白子は煮付けが最高です!
もちろん真鯛、マゴチ、ホウボウの身もうまかったです!
大きい真鯛の頭を塩焼きにしましたが、激うまです!
アラはいつも通りみそ汁にしました。
こちらも激うまですが、1日以内に食べないと臭いがでます。
ねぎを入れて食べるのがおすすめです!
タイラバもこだわると奥がとても深いです。
シーズンごとに楽しんでみたいのでまたタイミングをみてタイラバにチャレンジしたいと思います。
では、また!