2023/01/07 東京湾奥 船マコガレイ釣り@江戸川放水路 林遊船

釣り酒師あっきーです。

2023年の初の東京湾奥マコガレイ釣りに行きました。
あたりがそもそも少なく、あたってもフグばかりという状況でしたが、諦めずに粛々と釣りをしていたら、
船長が1番気になったポイントで最後の釣りをしてて、ラスト15分で37cmオスのマコガレイが釣れました!

3年目にしてやっとカレイらしいサイズが釣れて嬉しかったです!

■ 2023/01/07 東京湾奥 船マコガレイ釣り@江戸川放水路 林遊船


この日は穏やかな晴れで、ポカポカと暖かくて、心地よい冬の釣り日和でした!
まだマコガレイは今季始まったばかりで、どこに固まってるかが見えておらず、いろんなポイントで釣りをしました。
他の船も出ておらず、船長が単独でポイントを探す形となりました。

あたりはあるけどフグばかりが釣れるポイント、あたりは全くなく、餌が残るポイントなどがあり、転々と様々なポイントで竿を出してみました。
しかし、あたりはあれどフグしか釣れない状況。

フグもこうやってみるとかわいいですよね!
針を飲み込んだりするので厄介ですが、フグはお付き合いが必要です。
フグをポイ捨てする人がいますが、フグも命なのでそういうことはやめましょう。

9時ごろに暖かいお飲み物、ランチタイムにカップラーメンのサービスがあり、寒い釣りなのでとても嬉しいです!

カレイ釣りなので、カレー味をチョイス!(単にカレー味が好きなだけですがw)

いろいろなポイントを回って、最後に船長が気になったポイントで釣りをしました。
そこではフグがポロポロと上がって、私はフグのダブルも釣りましたw

フグがダブルで釣れた仕掛けに餌を付け替えて、投げ込み、あたりが取れる状態にして、竿を離れたときに大きなあたりが。
払い出し側になって仕掛けの馴染みがいい感じだったので、釣れないかなぁと思ってた矢先でした!
ドラグがでて、ガンガン竿を叩いてたので、シーバスかもしれないと思いましたが、船中初のフグ以外の魚だったので丁寧にやり取り。
あがってきたのはマコガレイでした!

37cmのオスのマコガレイで、運良く釣れて良かったです!

その後続かないかなとギリギリまで粘りましたが、納竿の時間になりました。
船長のポイント選びのおかげで釣ることができました!
林遊船さん、中島船長、いつもありがとうございます!

■タックル


ダイワ 19 アナリスター キス S-180 + ダイワ 20 ルビアス LT3000S-CXH(PE0.8号)
シマノ 21 ベイゲームキス S-180 + シマノ 19 ストラディック 2500S (PE0.8号)
シマノ 19 キスBB S180 + ダイワ 20 レブロス 2500S-H (PE0.8号)
昨年はキスBBのM180を使ってましたが、穂先が硬いので、シマノ 21 ベイゲームキス S180を買い足しました。
いろいろ使いましたが、キスBBに比べ、アナリスターやベイゲームはよりしなやかで穂先が柔らかく感じます。
竿の柔らかさは、アナリスターが一番柔らかく、次にベイゲーム、キスBBの順番です。
どれも食い込ませで、竿の違和感を与えないようなそんな竿です。
15号くらいの錘は快適にキャストできます。

食わせ込みの釣りでは有用なロッド3本だと思います!
価格差はキスBBに+5000円でアナリスターやベイゲームが買えるので、1本ならベイゲームキスがおすすめです!
ベイゲームキスは、他のロッドに比べ、ガイド径が大きく、ノット抜けが良いので飛距離が一番出ます。
2〜3本揃えるなら、それぞれのロッドを買うことでキス釣りの際に使い分けができたりするので、おすすめです!
Sパワー3本でしばらくはマコガレイを狙います。

リールは、比較のため、ルビアス、ストラディック、レブロスにしました。
置き竿が基本なので、正直レブロスでもOKという認識。
釣れない時間帯に誘う時は軽い方が楽だったので、ルビアスが良かったです!
PEは最大50cmくらいのカレイが釣れることを想定して、PE0.8号にしていますが、釣りやすいのでおすすめです。

竿の本数は、釣り慣れない人は2本、慣れてる方は3本、カレイ釣り専門の方は4本以上という感じ。
3本以上投げると結構忙しいです。適宜餌を変えたり、ラインテンションを調整したり、居食いの確認をしたりと、ゆったりした釣りですが、暇はあまりありません。
3本でも、潮の流れをきちんと読んで竿を管理しないと仕掛け同士が絡んだりました。
空いてたので、最初からもっと広く船を使えば、絡まずに済んだと思います。
天秤に2本針で、絡むと結構複雑なので、できる限りお祭りは避けたいところです。

■釣り方メモ

私のこれまでのマコガレイ釣りの経験で、いろいろ教わったことや経験したことをまとめます。
今シーズンが終わって得た知識をまとめる予定です。
今後初心者が少しでも釣れる状況を作れたらと考えています。

カレイ釣りに慣れてる方にアドバイスをいただいたのが、風向きと潮の向きを予想して、船の座席を選ぶとより快適になるそうです。
たしかに払い出し側が仕掛けをなじませやすくて、釣りやすく、潮先にアプローチできるので、有利だなと感じました。
http://www.hetaturi.com/archives/2012/05/post_324.html
参考にしたサイトはこちらです。
時間帯によって潮の向きや風向きも変わるし、予想は外れることもあって、全てが思い通りにはならないですが、海をイメージして釣れるようになればより魚に出会える可能性が上がるはずなので、今後意識していきたいと思います。
アドバイスありがとうございます!

東京湾奥のカレイ釣りのポイントとこの時期の風向き(北風)から左舷側の方が釣りやすそうだし、上手い人がそこを確保する理由がわかりました。
今回はなんとなくキャストしやすいという理由で右舷を選んでいましたが、次回は取れたら左舷を取ろうと思います。
(3本竿を出す場合、キャストのしやすさはあんまり関係なくなるので)

ミヨシかトモならカレイ釣りの場合、トモ側が有利です。
揺れが少ない分、仕掛けへの影響が少なくなるし、竿の管理がしやすいためです。
オオドモが空いてるなら、右舷でも左舷でもオオドモ狙いが一番ですね。
オオドモがいい理由は、船の後ろまでキャストができるので、狙える範囲が広くなり、お祭りの危険性が減るためです。
左舷オオドモ、右舷オオドモ、左舷オオドモのとなりという感じで座席を選ぶのがよさそうです。

ロッドはミヨシ寄りのロッド1本を足元に、トモよりのロッド2本は投げて、距離に変化をつけると絡みにくいです。
払い出し側は、キャスト後に仕掛けの馴染みがよくて、釣りがしやすかったです。
潮を抱え込む場合は、2本は足元、1本投げて探る方がトラブルが少ないです。

竿の管理は、適宜行う必要があります。
きちんと管理しないとあたりが出しにくかったり、仕掛けが絡んだりします。

竿がしなりすぎたら、糸を引っ張って、仕掛けを手前に寄せる感じ。
あたりが出てるなら、手でドラグを出して、竿が少しお辞儀する感じに調整。
糸がたるみすぎたら、リールを巻いて、竿が少しお辞儀する感じに調整。
潮の流れで流されるなら、隣の仕掛けと絡まないように仕掛けを足元に移動するといいです。
刻一刻と状況は変化するので、その状況に合わせて竿を管理し続けることが重要です。

仕掛けはカレイ用の仕掛けはあまり売ってなくて、昨年からコツコツと準備していたカレイ針を使って、自作仕掛けを作りました。
参考にした仕掛けは伝承カレイです。

仕掛けの全長が70cmはキャストしやすいので、このくらいがいい感じです。
上手い方々はこのようなシンプルな仕掛けを使っている方が多いです。
東北方面のマコガレイの仕掛けとは違いますね。エッグボールとかラメ入りのびらびらとかはありません。
多分水温の違いで、フグの活性が異なり、東京湾はフグにやられるからシンプルなんだと想像しています。
誘いも東北方面は錘で小突くのですが、東京湾では小突かないのも、フグ対策な気がします。

中針用にスナップサルカンから40cmくらいのところに1つチチワを作り、先針用に8の字結びでチチワを作ってここに仕掛けを接続する感じ。

仕掛けの作り方の基礎はまるなかさんのものを参照しています。
https://fish-beginner.com/2017/10/19/kisu-sikake/
フグの猛攻もあるため、針だけ交換できるタイプの手作り仕掛けです。
砂ズリはなしで、全長70cm(くらい,ぴったりに作るのは難しいのでその辺りは大雑把)のものを作っています。

道糸PE0.8号、リーダー2.5号を使ってるので、根掛かりしたときに仕掛けごと無くならないように、モトス2号を使っています。
ハリスはいろんなカラーがありますが、無難に透明を使っています。
針が交換できるタイプの仕掛けは、結び目が多くなるので、仕掛けが絡みやすくなったりゴミを拾いやすくなります。
そのため、ビニールパイプで保護すると少し絡みにくくなるのでおすすめです。
パイプは1.0mmから1.5mmになりますが、こちらもシンプルに透明なものをつかっています。
今回1.5mmの少し硬めのフィックスドパイプを使ってみましたが、やや太めなので、なくなったら次は1.0mmを試してみます。

蛍光色の針が釣れる時があると聞いたことがあったので、釣具屋さんで取り寄せて今回準備しました。

(生産量が多くなく、取り寄せに半年くらいかかったので、使ってみたい方は、早めに注文した方がいいです)

船長からアドバイスいただいたのは、蛍光系や発光系はフグが多い時は呼び寄せてしまうので、フグが多く釣れる時に対応するために、シンプルな針も準備したほうがいいとのこと。
今回は準備できていなかったので、次回までに準備します。

天秤はキス用のアームが20cm〜25cmのものを利用します。
長めのアームが仕掛けが絡みにくくていいです!
さまざまな天秤があるので、どれがいいかは正直わかりませんが、シンプルなものでいい気がしています。

餌付けは房付けが基本。初心者は居食いすることを祈って、5cmくらいのイソメを5〜6本房がけでいいのではないかと考えています。
人によってもりもりにつけたり、2匹ぐらいを長くつけたり、2匹を半分にカットしてつけたりとさまざまです。
長くつけると水温が低いことでびよーんって伸びてしまうので、魚が針にたどり着きそうにないので、5cmくらいの長さがいい感じ。
頭の部分が取れにくいので、有用です。

いろんな方の餌付けを見つつ、お話をしましたが、食いがいい時は針に5cmくらいのイソメをもりもりにつけた方が食いつきがよい感じ。
食いが悪い時は4本くらいの細めにしたほうが最後まで食い込んでくれることもあるらしいので、状況によって変えていく必要がありそうです。
状況におうじてこの辺りはいろんな工夫がありそうなので、経験値を貯めるしかないですね。
餌は釣れない時は30分に一回は全部変えた方がいいです。水温が低いため、イソメが動かなくなってアピールできないためです。
これをしないと釣れないパターンにハマる可能性があります。

あたりは正直細かいものは様子見、連続で当たる時に合わせるのが基本な気がします。
コツンとあたって合わせても大体はかからず、コンコンコンコンと連続で当たる時に大体かかるので、こういう状態を作ることが重要そうです。
活性が高い時は一気に飲み込んでくれるので、小さいあたりは初心者は様子をみて、連続のあたりが出るまで待つのがいいです。
玄人の方は、あたりの出方で合わせのタイミングを変えているようで、まだその辺りのニュアンスは掴めていません。

いろいろ奥深く、実際にみたり、聞いたりして、初心者でも少しでも魚に近づけるような情報を提供できればと思います。
釣れる人は、さまざまな経験をして、その経験値に応じて、もっと工夫していると想定されます。
美味しいお魚なので、ぜひ釣って食べてみてください!

では、また!

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