働き方の教科書 -人生と仕事とお金の基本- / 出口治明さん
あっきーです。
先日こちらの本を読みました。
出口さんの説明は分かりやすくて、深いです。
働き方の教科書 -人生と仕事とお金の基本- / 出口治明さん
人生の考え方を出口さんの経験と本で得た知識からまとめた本です。
働き方を話していますが、仕事は人生の三割でしかないということを主張しています。
プライベートでの生活が中心であり、人生の三割でしかない仕事はどうにでもなるとおっしゃっています。
そんな仕事は、人生をかけるのではなく、楽しんで仕事をすることが重要とおっしゃっています。
しかし、やりたいことは死ぬまでわからないとも言っており、無理はせずできることを頑張ればよいとおっしゃっています。
各年代に応じてのアドバイスもまとめています。
20代は成果を出すために縁のあった企業で精一杯頑張ろう。
30代は部下を持つ時期なので、部下をやる気にさせ、成果を増やすことを頑張ろう。
40代はより守備範囲が広くなるので、自分の得意分野は捨てて、視野を広げよう。
50代は経験と人脈が最高な状態なので、新しいチャレンジをする時期。
その上でこれからの日本がどのような状況になるべきかについてをまとめています。
ポイントは、子供が育てやすく、中負担・中給付の世界をつくり、現在の国の借金が落ち着くようにコントロールすること。
これまでは対策をまったく行っていなかったので、改善の余地は大きいそうです。
最後にやりたいこと、やるべきことを見つける方法として、我慢できないことを見つけて、そのことに対してアプローチ
することで自分のやりがいに繋がる可能性があるとおっしゃっています。
評価:★★★★★
やっぱり出口さんの考え方はとても参考になります。
エリートになるための方法もまとめてあり、努力の方法についても言及してあります。
残念ながら私はエリートルートに到達できるような状況ではありませんが、自分なりにやりたいことを見つけて
やりがいをもって仕事に取り組んで生きたいと思います。
では、また!