東京湾 船タコ釣り 初心者向け エギ選定と釣り方

釣り酒師 あっきーです。

毎年東京湾のタコ釣りが楽しみで、船の出船が始まる6月を楽しみにしています!
東京湾のタコ釣りは比較的ライトタックルで楽しめるので、女性や子供でもチャレンジしやすいのが特徴です!
タコは年によって釣れる年と釣れない年があるので、当たり年に行けば楽しい釣りが楽しめます!

これまでの実際に行った経験をもとに初心者向けのエギ選定と釣り方をまとめました。
東京湾のルアーやエギでの釣りの経験がない方は以下のタックルをまず準備してみてください。
東京湾 ボートルアーフィッシング 初心者推奨タックル

タコを含め、初心者向けの東京湾船でのルアー釣りの本を出版いたしました。
シーバス、マゴチ、タコ、サワラ、クロダイ・キビレをターゲットとした、海でのルアー釣りにこれからチャレンジしてみたい方向けの本です。
東京湾 ルアー釣り初心者向けの本「ルアー釣り初心者なら東京湾」Kindle出版
Kindleでの出版となっており、Kindle Unlimitedをご契約の方は無料でお読みになれます。

タコについては以下に情報をまとめていますので、初心者の方はご覧ください。
東京湾 船タコ釣り 初心者向け専用タックル選定
マダコ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理

東京湾 船タコ釣り 初心者向け 釣り方とエギ選定

ルアー(タコエギ)

エギは船で見てたら、いろんなエギといろんな色で釣れます。
私もいろんな色を試しましたが、正直どの色がつれるとかはありませんでした。
自分が気に入った色を買って使いましょう。

底を探る釣りで、ロストが多いので個人的に安いものがおすすめです!
予備や気分転換でカラーを変えるために、予備は10個以上準備しましょう。

私は安くて、割と作りがよかったマルシン漁具レッツライド 3.5号 を使っています。

安い割に作りがいいし、ラトルが入ってる分、アピール力があると感じてます。

エギとオモリの接続方法

スナップは、これまで市販品や様々な人のアドバイスなど色々試しましたが、小峯さんのツイートで見たスナップ付きサルカン(4号程度)とスプリットリング(3とか)の組み合わせが安価で、シンプルなので2022年から使ってます!

ひと工夫で、錘をつけるスナップ付きサルカンは、スプリットリングに取り付けられる小さなスナップ付きサルカン(11号以下)を使うことで、錘だけが引っかかった時にサルカンが壊れてエギが助かる仕組みにしました。

エギ側のスナップは、タコの重みで壊れてしまっては釣りの目的を果たせないので、大きめ(4号)のものを利用しています。
サルカンの号数は以下を参考にしています。
http://nt-swivel.co.jp/swivel_snap_taru.html#snaptaru

エギはシンプルにひとつだけ。

ひとつだけで十分釣れるし、根がかりの可能性も減り、エギがバタつかない分キャストが安定するし、根がかってもお財布への痛みも環境への影響も少ないです。

過去に2つ、3つとか試しましたが、数が多いからアタリが多いとかは特に感じませんでした。
重くなって投げにくかったり、金具が多い分根がかりが増え、エギのロストが増大します。
一気に数個ロストした時に精神的なダメージも大きいし、環境にも悪いです。

錘は自分が持ってるロッドで底が感じられる一番軽い錘がおすすめです。
私がお勧めしてるロッドなら錘10号で釣りができます。チタンティップなどを使えば錘5号でも釣りが成立します。
ただ、潮の流れなども考慮して、おまつりしないように軽すぎる錘もやめた方がいいです。
基本は10号、潮の流れが早いときは15号で試して、釣り慣れてきたら、もう少し軽い錘を使ってみてください。
重くすればするほど、根掛かりが増えて、お財布にも環境にも悪いので、なるべく軽い錘を使いましょう。

他に豚肉やバス用のポークなどを使っている方もいますが、匂いで寄せてるのか、小さいサイズがヒットしやすい傾向が見られました。
あとは肉がズレて直す時間のロスがあるし、生肉の場合手がベトベトするし、エギの動きが悪くなるので、あまりお勧めできません。
飾りもキャストの抵抗だったり、赤くらげが付きやすくなったり、根がかりの原因の1つになるので、必要ないと考えます。

釣り方

釣り方は、私の場合、基本的にキャストして釣ります。
遠投するとエギを横に引くことになってブレイクや障害物がある場合に引っかかりやすくなります。
軽く20〜30mくらいキャストして、ゆっくり底を探るので十分です。
タコは底にしかいないので、エギが底から離れないことが最重要です。

根がかりしやすいポイントなら、10回くらいシェイクして、底取りの確認のためポーズを3秒ほど入れての繰り返しです。
シェイクし続けると、浮くことがあるので、ポーズを入れて底を確認するのが初心者向けのコツですね。
糸が弛んだ分リールを巻いて糸を回収するくらいです。
シェイクしてる時の重みはタコか根がかりかは正直わかりませんが、止めた時にズーンと穂先に重さがかかってくる場合、大体タコです。
ポーズを入れた瞬間に襲い掛かってるのかと思います。

根がかりが少ない砂地なら、ズル引きが有効です。
ゆっくりズル引きで動かすだけでエギは動いてますし、穂先でタコが掴んだ時の重みが感じやすくてお勧めです!

タコの場合、すぐにエギを離すことはないので、餌釣りのようにバシッと合わせる必要性は全くありません。
むしろ早合わせはバラシの原因となります。

ちょっと重みを感じたら5秒ほどシェイクを入れてタコにしっかり掴んでもらってから、リールを巻いて糸のたるみがない状態で穂先を水面まで持っていきます。
合わせる姿勢を作って、ゆっくりと竿を立てればタコはかかります。

潮の流れが早いときは、錘を重めにして、動かしすぎない(止めておくくらいでいい)方が当たりが多い経験がありました。
勝手にエギが泳いでくれて、動かす方が変な動きになるのではと推測しています。
状況に応じていろいろ試してみてください。
周りをみて釣れてる人に聞いて、同じ釣り方をすると釣れる可能性は上がりますのでお試しください。

その他情報

タコがバレるときは、合わせが十分でないことが多いです。
餌釣りのようにバシッと合わせるのではなく、糸を巻きつつ穂先を水面近くまで下げて、ゆっくり大きくスイープに合わせるのがお勧めです。
根がかりや空合わせも多いですが、基本的に違和感を感じたら、きちんと姿勢を整えて合わせを入れるようにしましょう。

何匹か釣ったり、根がかりすると針先が甘くなるので、そんなときはフックシャープナーでフックを磨いてください。

バラす確率が減りますよ!

タコ釣りは面白いので、ぜひチャレンジしてみてください!

では、また!

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