東京湾 SLJ(スーパーライトジギング)初心者向けおすすめ タックルと釣り方
釣り酒師あっきーです。
東京湾は魚種が豊富です!その魚を船からのスーパーライトジギング(以下、SLJ)で手軽に釣ってみませんか?
今回はSLJの初心者向けおすすめタックルについてまとめました。
# 経験や新製品などの状況によって随時アップデートします。
ここでいう初心者は本当の初心者ではなく、レンタルタックルを卒業して、本格的にこの釣りを始めたい人をターゲットとしています。
東京湾 SLJ(スーパーライトジギング)初心者向けおすすめ タックルと釣り方
SLJは100g未満の軽めのメタルジグというルアーを使った釣りです。
私がSLJで釣っただけでも、シーバス、真鯛、ホウボウ、サバ、ケンサキイカ、タチウオ、フグが釣れました。
まだ私はSLJで釣れてないですが、サワラ、ヒラメ、アジ、イサキ、マゴチ、ハタ、イナダ(ブリの子供)、ショゴ(カンパチの子供)など美味しい魚がメタルジグで釣れます!
釣り方も簡単で初心者や力の弱い方でも楽しめる釣りです!
たまに不意な大物が釣れるチャンスもあって、ドキドキワクワクな釣りです!
実際に東京湾でスーパーライトジギングを経験して、初心者にオススメのタックルを考えてみました。
ここでのスーパーライトジギングの範囲は100gまでのメタルジグを使うものと想定しています。
■ タックル
初心者は、まずスピニングタックルを選択してください。トラブルが少なく、釣りを楽しめます。
竿やリールの扱い方を把握して、糸の結び方などが自分でできるようになったらステップアップでベイトタックルも良いです!
ベイトタックルの方が細かいアクションが楽にできたり、フォールでのあたりが取りやすいなどのメリットがありますが、潮の流れに対応するための軽いキャストが難しいので、初心者はスピニングをおすすめしています。
ロッド(メジャークラフト クロステージ ライトジギング CRXJ-S642L/LJ)
普通のボートシーバスロッドでも出来ますが、グリップエンドが長い専用モデルの方が脇でロッドを支えることができて、かなり快適に使えます。
ライトジギングモデルになりますが、潮の流れが早い時など100g以上の少し重めのジグを使えるために選定しました。
スーパーライトジギングモデルは完全ツーピースがなかったのも、ライトジギングロッドを選定した理由です。
ナブラが急に出た時に一番軽い30gくらいのジグに替えれば少しは投げれる点もメリットです。
ただ、ナブラの時は素早くルアーをキャストする必要があるため、キャスティング用タックルがあれば、ナブラにすぐ対応できるので最高です!
東京湾 ボートルアーゲーム 初心者推奨タックル
リール(ダイワ カルディアLT4000-CXH)
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安定供給しはじめたので、リンクを差し替えました。(2022/01/22)
選定理由は、回収が早いエクストラハイギアであること、深場でも安心なラインキャパシティがあることです。
SLJの場合、PE0.8号〜PE1.0号を使うのをお勧めします。高切れしたときに釣りが続けられるように最低200mは巻いてください。
サイズはLT4000で、LT(Light Tough)モデルでコンパクトで軽さを重視したモデルです。
スプール径が大きいものを使うことで、ラインの糸よれが若干減ってトラブルが減ります。
スプールとは、糸を巻く部分のパーツです。
PE1.5号を巻いてサワラにつかったり、PE1.2号を巻いてシーバスやマゴチに使ったりもできます。
ザイオンVボディで剛性もつよく、軽いのが特徴。
ルアーフィッシングに必須のラインローラーにベアリングが入ってる点でもお勧めできます。
ドラグもスムーズで、強烈な引きも吸収できます。
竿よりもリールは長持ちするので、すこし良いものを買っておいたほうがいいです。
お金が許すなら、上位機種のほうがよいですが、これから経験するならこのくらいのスペックからで十分です。
もっと上位機種を買った時に予備機としても使えます。
ライン(クレハ シーガー PE X8 200m 0.8号)
必ず10mごとに色が変わるタイプのラインを選択しましょう。水深を把握するために必要です。
ライトジギングメインならPE0.8号にしたほうが、潮馴染みがよくなり、より釣りやすいです!
糸を巻く際は高速リサイクラーを使うととても楽です。どんなリールでも使えるので1つ買っておけば、ずっと楽できます。
結び方や下巻についても書いてますので、以下のリンクをご覧ください
様々な釣りのライン(糸)の選択方法と巻き方(高速リサイクラー)
リーダーはPE0.8号なら3号のフロロカーボンで、FGノットで結びましょう。
私はリーダー専用のものは価格が高いので、シーガーの船ハリスを使っていますが、全く問題はありません。
サワラやタチウオがメインターゲットの場合は、先糸を入れた方がルアーのロストが減らせます。
電車結びで14号(50LB)のラインを20cmほど接続すれば、ロストは減りますが、やや動きが悪くなることで当たりが減る可能性もあります。
先糸の場合、ナイロンが少しでもしなやかになるので、おすすめです!
接続はスナップのほうが楽ですが、ジギングはメタルジグが回って糸よれが出やすいです。
ボールベアリングスイベルというもので接続する方がライントラブルが起こりにくいです。
■ ルアー
タングステン製のメタルジグだけでいいです。
SLJモデルが最初からフックがついてて良いです。
タングステンは高いですが、鉛より比重が重いので、コンパクトな分、フォールが早くて、シルエットがスリムなので魚が咥えやすいのか、あたりが増えます。
値段の高さをカバーできるメリットがあるので、オススメです。
1個2000円くらいなので根掛りしてロストすると痛いですが、私がSLJを始めた2020年10月頃からいままで根掛りでのロストはありません。
私のおすすめは、ダイワのTGベイト SLJ。
もはや餌という代名詞のとおり、良く釣れます!針もついてるのでこれだけで釣りに行くこともできます。
エサみたいにアタリがあってかからなくても、餌の付け替えがなく、一度巻き上げる必要がない分こっちが楽です。
重さが30、45、60、80gの4パターンあるので、2個ずつあれば問題ありません。
特定のカラーが当たってる時に持ってないのは残念なので、当たってるものと重さが違ってもいいのでカラーを合わせられるようにするための工夫です。
各重さでナチュラルとアピールのカラーを一つづつ選んでください。
メタルジグの使い分けとしては、深さが30mまでは30g、30〜50mまでは45g、50〜70mまでは60g、70m以上は80gを使ってください。
大体の水深とグラム数が一致する感じです。
潮が早くてルアーを落とし込んでたら糸がすぐ斜めになるようなら、一つ上の重さを使うと良いです。
底にだけ反応が出てて、フォールスピードを速めたい場合も一つ上の重さを使うと良いです。
東京湾は20〜100mくらいなので、ほとんどこれでカバーできます。
70m以上の深場や潮が早い時の対策として、100g以上のタングステンジグ(ダイワ ソルティガ TGベイト)を準備しておくとベストです。
こっちはフックがついてないので、個別で調達する必要があります。
フックはトレブルをつかうと根がかりしやすくなるので、シングルフックがお勧めです。
フロントとリアに1つずつつけましょう。
小物系は以下のページを参照してください。
東京湾 ルアーボートフィッシング 初心者向け 小物紹介
■ 釣り方
基本的に底まで落として、船長が指示する棚(深さ)まで巻き上げたら、また底まで落として巻き上げます。
割と底付近の反応が多いし、ヒラメやマゴチの底物、カサゴやハタなどの根魚は底じゃないと釣れません。
青物(イナダやワラサ、サゴシやサワラ、ショゴ)などは中層や状況によっては上層でかかります。
この時にラインの色をチェックしてどこで止まったかである程度水深がわかるので、それで判断します。
巻き上げるスピードはその日の魚の活性によって早く巻きがいい日、遅く巻くのがいい日があるので色々試す必要があります。
最初はただ巻きだけでもいいですが、慣れるとシングルピッチジャークというハンドル一回転に一回しゃくる動作ができるとさらにバリエーションが増えて釣れる可能性が増えます。
周りの人で良く釣れてる人がいる場合、どんなスピードで巻いてるか、竿を使ってアクションしてるか、どんな色を使ってるか観察して、真似をするのが一番釣れます。
真似して釣れることで釣れるパターンを一つ覚えられるので、自分の引き出しが増えていきます。
たまに魚の群れが表層にいる場合もあるので、その時は30gの軽いジグを投げて少し沈んだら巻く感じでいいです。
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船代はかかりますが、新鮮な魚はスーパーで手に入れるよりもおいしいし、魚を釣る楽しみ、東京湾をクルージングする楽しみがあるのでお勧めです!
とても楽しい釣りなのでぜひチャレンジしてみてください。
では、また!