東京湾 ボートルアーフィッシング 初心者におすすめのスピニングリールの選び方

釣り酒師あっきーです。

東京湾でのボートルアーフィッシングを初心者がどうやったら楽しめるかをいろいろ考えています。
今回はスピニングリールの選定についてまとめます。
ここでいう初心者は本当の初心者ではなく、レンタルタックルを卒業して、本格的にこの釣りを始めたい人をターゲットとしています。

さまざまなリールを使ってみた結果、ルアーフィッシングは餌釣りよりも上位機種を使うのがおすすめです。
価格帯としては定価2万円台がよいです。
その理由やターゲットごとのおすすめのスピニングリールをご紹介します。

東京湾 ボートルアーフィッシング 初心者におすすめのスピニングリールの選び方

■ 概要

スピニングリールは、初心者でも扱いやすく、軽いルアーを投げたり、遠くに投げる際によく利用されます。
汎用的なスピニングリールでは、低価格なものは2000円クラスから最上位機種は10万円クラスまであります。
値段の差は素材や機能、ベアリングの数などで変わります。

釣り方や対象魚によって必要となる軽さ、耐久性、なめらかさが異なるので、条件にあったスピニングリールを選ぶのがコストパフォーマンスのよい選び方です。

大きく分けて釣りには、餌釣りとルアー釣りの2種類の釣り方があります。
餌釣りは、置いて待つことも多いし、そんなに巻く頻度が高くないので、比較的安いスピニングリールでも十分です。
ルアー釣りは常に巻く動作があるので、軽さ、耐久性、スムーズな動きが重要で、中級クラスのスピニングリールがおすすめとなります。
その理由を以下にまとめていきますね。

■ スピニングリールの値段の違い

スピニングリールの値段の違いは、使われてる技術もありますが、大きくは素材、ベアリング、防水機能です。

◯リールの素材


軽さや耐久性は、リールの素材に左右されます。
ボディとローターという大きな二つの部品にどの素材を使ってるかで値段が変わります。
大きく分けると樹脂系素材と金属系素材です。
樹脂系素材で有名なのは、シマノならCi4+、ダイワならザイオンやザイオンVなどは強くて軽いです。
しかし、樹脂素材は高負荷に弱いので、ライトゲームやバス釣りなどにおすすめで、ショアジギングやオフショアの大物狙いは金属素材が望ましいです。
これまでの経験で、オフショアでは、シーバス(70cm未満)やマゴチまでなら樹脂系でもOKですが、70cmを超えるシーバスやサワラ、青物に関しては、樹脂系だとやや剛性が足りないので、金属素材がおすすめです。

金属素材でよく使われるのは、アルミとマグネシウムです。
強さを純粋に求めるならアルミ、軽さも両立するならマグネシウムです。
ただマグネシウムは素材が高く、錆びやすいのでコーティングを多層にする影響で価格がかなり高いので、初心者はアルミ素材を選べば十分です。

最近はダイワがモノコックボディという技術で強度を保ちつつ、できるだけ軽いリールを作っています。
2022年時点では、軽さとボディサイズのコンパクトさでは、ダイワのほうが進んでる気がします。
巻きのスムーズさや軽さという点ではシマノがいいという方が多いので、実際触り比べるのがお勧めです!
結局は自分のフィーリングにあうリールを探すのが一番だと思います。

◯ベアリング


リールのスムーズな動きという点で、ベアリングが関係してきます。
基本的にベアリングは多ければ多いほどスムーズになりますが、値段もあがります。
ルアーは巻く動作が多いことで糸よれも発生しやすいため、ラインローラーにベアリングが必須です。
自分でベアリング追加もできますが、素材と機能のバランスの取れた2万円台のリールを買えば、ラインローラーのベアリングは標準装備されています。

◯防水機能


防水機能付きはルアーの場合は頻繁に巻く動作が入るので、ついていた方が良いです。
船で使う場合は、潮をかぶる可能性もあるので、Xプロテクトやマグシールドなどの防水機能付きのほうがおすすめです。
岸釣りならあまり海水が直接かかることは少ないので、防水機能はなくてもいいです。
なくても手入れをきちんとしていればある程度錆から守ることができます。
この機能は素材と機能のバランスの取れた2万円台のリールなら標準装備です。

■ スピニングリールの選び方

釣り方とターゲットの魚によって、スピニングリールを変えた方が良いです。
価格は抑えつつ、最低限の機能を持ったものをご紹介します。
ギア比についてや、右巻き左巻きなどは以下の記事も参照してみてください。
【保存版】初心者向けリールの選定方法

◯餌釣り


餌釣りだと、ベアリングの数は少なめでいいけど、ある程度ドラグ性能がよいクラスを購入した方がいいです。
具体的な名前を挙げると、小物〜中型ならダイワのレブロスやシマノのナスキー、大物ならダイワのBGなど、ある程度ドラグ性能が良いものが不意に大物がかかった時に取れる可能性があがるのでおすすめです。

◯海のライトゲームやバスフィッシングなどのルアーゲーム


シマノのアルテグラやダイワのフリームスなどの樹脂系で初心者なら十分です。
シマノのアルテグラがラインローラーにベアリングが標準装備されてるので、その点でお勧めします!
ただ、お金に余裕があるなら、ライトゲームなどの場合、リールは軽い方が釣りやすいので、シマノのヴァンフォードやダイワのカルディアなどを買うことができるならそちらがお勧めです!
サイズは2000番や2500番クラスで、必要なラインが100m巻けるリールを選択しましょう。

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ダイワ ’21 カルディア LT2500S [90]
価格:18401円(税込、送料無料) (2022/2/7時点)

◯シーバスやマゴチなどの中型ターゲットのルアーゲーム


樹脂系でも上位グレードか金属素材のものがお勧めです!
シマノならストラディック、ダイワならカルディアがよいです。
ストラディックは金属素材で安心して使えます。
ダイワは樹脂系を推してることもあって、カルディアをおすすめします。
中型なら問題なく使えますし、どうにかサワラでも使うことは可能で、東京湾ならこれで対応可能です。
サイズは4000番クラスで、必要なラインが200m巻けるリールを選択しましょう。

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ダイワ カルディア LT4000-CXH [2021年モデル]
価格:19019円(税込、送料別) (2022/2/7時点)

2022年にアルミボディのカルディアSWが出てきたので、4000番クラスならこちらが良いかもしれません。

◯サワラや青物、大型シーバスなどのターゲットのルアーゲーム


中型でお勧めしたストラディックやカルディアでもどうにか対応できますが、サワラで流行ってるブレードジグの超速巻きだとハンドルが重くて疲れます。
予算に余裕があるならば、シマノならツインパワー、ダイワならセルテートを使うと、かなり楽に釣りができます。
このクラスになると、全く強度や精度が違って、巻くパワーや安定感が格段に変わります。
お金に余裕がある人はこのクラスを買うのがおすすめです!
サイズは4000番かコンパクトなC5000番を選択するのがいいです。
C5000番はラウンドノブが標準装備されている場合が多いので、ブレードジギングはこっちが使いやすいです!

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ダイワ(Daiwa) 19セルテート LT5000D-XH 00060055
価格:43286円(税込、送料別) (2022/2/7時点)

■ まとめ

ルアーゲームを主体と考えるならば、結論として定価2万円台のリールを買うのが無難です。
安いリールでも釣りはできますが、いざ大物がかかったときに無難にキャッチできたり、釣れない時に釣れるのは良いリールを使っている場合が多々あります。

最初の投資にしてはかなり高価であることは間違い無いので、安いものからスタートでも良いかと思います。
私自身、少しづつリールをグレードアップさせましたが、経験上、重たかったり、使いづらい部分があって、2万円台のリールが一番使う頻度が多くなっています。

また、最上位のシマノのステラやダイワのイグジストは、素材が最高級であるゆえに、価格が10万近い値段となります。
初心者はリールの扱いになれておらず、傷などが入る可能性があるので、お金があっても、最初は使わない方がいいのではないかと考えます。
私もまだ使ったことがなく、2022年にステラを予約したので、使ったらレビューを上げますね。

本当の初心者は、レンタルでいいと思いますが、レンタルを卒業したくて、これから本格的に釣りを始めたくて、タックル検索をしている初心者の方はぜひ中級クラスのスピニングリールを手にしてみてください!

では、また!

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