東京湾 天秤タチウオ 船釣り 初心者向けタックル選定
釣り酒師あっきーです。
東京湾でおすすめの船釣りの一つ、天秤でのタチウオ釣りをご紹介します!
東京湾の船からのタチウオ釣りの初心者の方は以下の記事をご覧ください。
東京湾 天秤タチウオ 船釣り 釣り方まとめ
タチウオ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理
天秤タチウオの釣り方を含めて、初心者向けの東京湾船釣りの本を出版いたしました。
アジ、タチウオ、キスをターゲットとした、海での船釣りにこれからチャレンジしてみたい方向けの本です。
東京湾 釣り初心者向けの本「釣り初心者なら東京湾」Kindle出版
Kindleでの出版となっており、Kindle Unlimitedをご契約の方は無料でお読みになれます。
東京湾 天秤タチウオ 船釣り 初心者向けタックル選定
概要
東京湾の中央くらいの走水や観音崎などがメインポイントで、船であれば年中つれます。
サバやアジなどがかかるときもあります!
秋頃に湾奥の岸からでも夜釣りで釣れるようになります。
神出鬼没な魚で昨日は釣れたけど今日は釣れないなどの場合があり、船で反応を探して釣るのが基本なので、船釣りが有利です。
タチウオのサイズは長さよりも身の太さが意識されることが多く、身に手を当てて指何本みたいな表現をします。
表記はF5(FはFingerの略、数字は指の本数、エフゴとかいいます)となります。
ただ人によって指の太さは違うので、タチウオの身幅用の定規みたいなのもあります。
指5本以上の魚をドラゴンと呼ぶ場合もあり、そんな大きなタチウオも釣れています。
タチウオはかなり歯が鋭いので、気をつけてください。
魚を掴む時は魚掴みでつかんで、プライヤーで針を外しましょう。
釣り方としては天秤、テンヤ、ジギングが主体で、ここでは初心者におすすめな天秤での釣りをまとめます。
ここでいう初心者は本当の初心者ではなく、レンタルタックルを卒業して、本格的にこの釣りを始めたい人をターゲットとしています。
天秤釣り
東京湾で初心者におすすめのタチウオの釣り方は天秤釣りです。
Y型天秤と呼ばれる30cm程度のアームを使った天秤に、40号〜100号の錘、針は1本です。
水深が40m~100mと東京湾では深めのポイントが多いです。
餌は、コノシロやサバの切り身を使います。(写真はコノシロです)
基本的にタチウオ釣りは積極的に竿を動かして誘って釣ります。
ルアー釣りに近く、動かし続けるので、できるだけ軽いタックルのほうが楽です。
レンタルタックルもありますが、初心者が扱っても壊れにくいようにしっかり目の設定になっていて、重くてやや釣りづらいです。
この釣りを経験して、これからタチウオ釣りに自分のタックルでチャレンジしたい人へのお勧めのタックルを選定しました。
(投資を最小限にするために手巻きを選定していますが、水深50mを超えると手巻きはややハードなので、いく頻度が多い人は電動リールをお勧めします!)
ロッド
長さが2.0m以内、両軸リールで道糸はPE2号でよいです。
アジなどでも流用できる点でおすすめです!
タチウオでおすすめするのは、シマノのライトゲームBB Type73 H195がおすすめです!
東京湾のタチウオで使う40〜100号の錘に対応していますし、しなやかな穂先で魚の当たりが取りやすいです!
アジ釣りにも利用できますし、キャストしなければどうにかタコでも利用できます。
私は泳がせでもこの竿を使ってヒラメを釣ったことがあります。
専用ロッドには使いやすさはかないませんが、マルチロッドとしておすすめできます!
リール
PE2号が200m巻ける小型の両軸リールがおすすめです。ハンドルがロングハンドルの方が巻く力が少なくてよいです。
またICカウンター付きで安いモデルが出たので、こちらをお勧めします!
アブガルシア 21 MAXDLC MHP
私のおすすめは、あたりを取りやすいのは利き手なので、利き手で竿をもって、反対の手でリールを巻くほうがいいです。
それぞれ利き手に合わせて選択してください。
ICカウンターは結構誤差がでます。
正確に水深をチェックするには、糸のマーカーで水深を測る方が安心です。
釣りをする時にはこの点を注意してください。
太刀魚は幽霊魚と呼ばれるくらい、反応が出たと思ったらすぐにいなくなったりするし、あたりの出る棚がシビアです。
船長の指示をしっかりと聞いて、正しい棚で釣ることが重要です。
お金に余裕がある方は、タチウオに行く頻度が高ければ電動リールがおすすめです!
魚をかけたとき、当たりがあってかからなかったとき、場所移動の際に、50m以上の深さからから急いで仕掛けをあげるにはかなりの労力が必要で腕が疲れます。
本体、ケーブル、ライン、バッテリー、ケースなどを含めると10万近い出費になるので、私もまだ持っていません。
電動リールは使ったことがないので、電動リールの選定は現時点では、別の方のブログを参考にしたほうがいいです。
将来的には私も購入予定ですが、現時点での優先度は低めです。
ライン
ラインは、シーガーのX8が安くて、色分けされてて使いやすいので、こちらの1.5号 200mを選定。
糸の巻き方は、以下の記事を読んでください。
様々な釣りのライン(糸)の選択方法と巻き方(高速リサイクラー)、結び方
タチウオ釣りは、隣の人がタチウオをかけた時に、道糸に絡まって切れてしまうことがあります。
200mあれば、リーダーを結び直せば釣りはできますが、念の為予備のリールか予備のラインを必ず持っていきましょう。
でないと釣りができなくなる可能性があります。
仕掛け
太刀魚釣りの仕掛けは、Y字型天秤と錘、1本針とシンプルです。
天秤はダイワの快適天秤がシンプルで使いやすいし、どこでも売ってます。
なるべく長いアームが仕掛けが絡みにくいので、30cmがおすすめです。
太刀魚は隣の人が魚をかけた時に、糸を切られることが多い釣りです。
3つくらい天秤の予備を持っていた方が無難です。
錘は40号〜80号の錘を使います。
船宿ごとにPEラインの太さで錘の重さが指定されます。
深いポイントを狙うのでおまつりしないようにするためです。
必ず船宿にPEラインの太さ、錘の重さを確認しましょう。
私がお世話になっている浦安の吉久さんはPE1.5号なら60号、PE2.0号なら80号、PE3.0号なら100号と指定があります。
針は1本針がシンプルでおすすめです!
2/0があれば大体対応できます。
シンプルな仕掛けなので、自分で作った方が安く上がりますし、仕掛けに癖がつきにくいのでおすすめです!
針は2/0を準備すると無難です。大物狙いなら3/0でもいいです。
結び方は外掛け結びで十分です。
最近はバイトリーダーをお勧めする船宿も多く、4号ハリスに14号の先糸をつけるのがいいです。
この場合、それぞれの糸を購入して、電車結びで繋げます。
糸よれ防止と交換を楽にするためにスナップ付きサルカンを使うといいです!
タチウオなら強度的に6号くらいで十分です。多めを買うほうがコスパがいいです。
事前に5セットくらい作っておくと、釣りに集中できます。仕掛けのよれを防ぐため仕掛け巻きを使うのがおすすめです!
その他
ロッドホルダーがあると釣りがかなり楽です。
疲れた時は竿をおけるし、釣りながら、魚を締めて、クーラーに移したり、安心してご飯を食べたりできます。
東京湾のアジやタチウオ、その他小物釣りならこれで十分だと想定しています。
ロッドホルダーの中で比較的低価格なのでこちらを選択しています。
ダイワ ライトホルダー 90CH ブルー
ロッドキーパーは1万くらいするので、以下のような簡単な竿掛けでもあると違うので、準備したほうがいいです。
あとは魚つかみ、餌を切って整えるための糸切りバサミ、しっかりと針がかりした時に針を外すためにつかうプライヤー(ラジオペンチ)があるとスムーズです。
あと汚れていい手拭きタオルを準備しておきましょう。
私のおすすめの小物は、こちらをご覧ください。
東京湾 船釣り 初心者向け 小物紹介
では、また!