ボートチニングのレベル考察(東京湾 林遊船さん基準)

釣り酒師あっきーです。

この2年ほどボートチニングにハマってますが、かなり腕の差が見えやすい釣りだと感じます。
バイトを出すまでにワームや誘いのローテーションが必要ですし、タックルのバランス次第で釣れる釣れないが変わります。
私は、自分が作った定義の初級者から中級者の間くらいで、まだまだチニングの深みを理解できてはいませんが、私なりの考察をここではまとめます。

チニングを含め、初心者向けの東京湾船でのルアー釣りの本を出版いたしました。
シーバス、マゴチ、タコ、サワラ、クロダイ・キビレをターゲットとした、海でのルアー釣りにこれからチャレンジしてみたい方向けの本です。
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■ ボートチニングのレベル考察(東京湾 林遊船さん基準)


私の感覚値で、ボートチニングでの腕前を分けると以下の通りです。

レベルアベレージ(半日便)最大匹数(半日便)
初心者0〜5匹よく釣れる日に10枚程度
初級者5〜10匹よく釣れる日に15枚程度
中級者10〜15匹よく釣れる日に20枚程度
上級者15〜20匹よく釣れる日に30枚程度
名人20匹以上よく釣れる日に40枚以上

アベレージが5匹単位でレベル分けされ、単日の匹数で比べると一つ上のレベルの人は大体1.5倍釣ります。
アベレージの考え方ですが、東京湾でいうと、シーズンオフのキビレが抜ける9〜10月、厳寒期の12〜3月を除いた6ヶ月間のアベレージ計算となります。
釣り時間は、私がメインで通ってる林遊船さん基準で、移動時間を含む4.5〜5時間での釣果となります。
(流し変えやポイント移動などを考えると、実釣時間は3〜3.5時間程度)
サイズは選んで釣れるわけではないので、比較対象にはならないです。

通常の成長ペースは、私の経験値からすると、毎週ボートチニングに行って、半年(約25釣行、おおよそ100時間)で上のランクに上がれるような印象です。
頻度を上げれば短期間でもレベルアップできますし、私のように月に2回程度ならワンランク上に上がるには1年かかる計算となります。

チニングに慣れることも必要な要素で、通い続けることで見えてくるものがあります。
2022年6月に最初の釣行をして、ほぼ2年(50釣行くらい)でやっと前当たりをとらえる感度が上がったり、ラインスラックを使ったり、合わせの使い分けが多少できるようになった印象があります。

レベルアップするごとに、ロッドやリールのグレードアップをしていく感じです。
初心者はバスロッドやボートシーバスロッドですが、初級者からは専用のロッドやリールを使うイメージです。

ダイワが、もりぞーさんのおかげで、チニングにかなり力を入れているので、買って損はないタックルが揃っています。
シルバーウルフなら、初級者は無印(約2万)、中級者はMX(約3万)、上級者はAIR(約4万)、名人はEX(約6万)という感じ。
リールもベイトでダイワなら初級者はタトゥーラ(約1.5万)、中級者はソルティスト(約2.5万)、上級者はシルバーウルフ(約4.5万)、名人はスティーズ(約6.5万)のような感じ。

自分で買って使ってみた感想ですが、ボートチニングのベイトなら、ダイワ 23 シルバーウルフAIR 72MLB-Sはかなりいいロッドです。
スピニングはダイワ 23 シルバーウルフ 73LML-Sはいいですが、長いので、最近スクアドチニングのS610を購入しました。
他のメーカーのものも少しづつ使ってインプレは書いていきます。

チニング初心者でつ抜けできるような人は、他の釣りでの経験値が生きてる人だと感じます。
単日では、状況が悪かったり、魚に合わせられないと上手い人でもボウズやそれに近い釣果があり得るのがチニングの怖さだなと思います。
私も何度もボートでボウズを経験しましたし、上手い人が苦戦してるのをみました。
でも、それがあるからこそ、チニングは難儀だけど、楽しいと感じます。

私はほぼ林遊船さんでのボートチニングしか経験がないので、他での釣りなら数値は少し違った数になると思いますが、同じように差が見える釣りではないかと考えています。
レベルアップできるように、月に2回程度の釣行を続けて、少しずつ高みを目指したいと思います!

では、また!

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