東京湾 船フグ釣り 初心者向け おすすめタックルと仕掛け

釣り酒師あっきーです。

東京湾でのフグ釣りについての情報をまとめます。
私は東京湾奥の船釣りメインで、餌釣りに関しては吉久さんにお世話になっています。

ここ2〜3年で何度かフグ釣りに行ってみて、経験したことをまとめることで、今後東京湾でフグ釣りをしたい人の一助になれればと思います。
今回はタックルと仕掛けについてまとめます。
別途、釣り方に関してはまとめます。

フグの情報を以下にまとめているので、初心者の方はご覧ください。
東京湾 船フグ釣り 初心者向け 基本情報
東京湾 船フグ釣り 初心者向け 釣り方
フグ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理

■ 東京湾 船フグ釣り 初心者向け おすすめタックルと仕掛け


ここでは、自分でタックル(竿とリール)を準備して釣りに行く想定で情報をまとめています。
もし自分でタックルを準備するのが不安な方は最初は船宿でレンタルタックルを借りて、仕掛けなども船宿で推奨されているものをご利用ください。

自分でタックルを準備する場合は、糸を巻いたり、リーダーを結束したり、メンテナンスしたりと作業が発生します。
どういうことをする必要があるかを以下の記事でまとめたのでご覧ください。
マイタックル(ロッド、リール)を揃えたらやらなければならないこと

おすすめタックル


フグ釣りは大きく胴突とカットウの二つの種類で釣りますが、同じ竿を基本的に利用します。
吉久さんでは、釣り方によって錘の重さが変わります。
胴突は20〜25号、カットウは10〜20号、トラフグは25号固定でした。

フグは餌取りが上手いので、なるべく繊細なあたりを取れる穂先の柔らかい竿がいいです。
しかし、竿の扱いに慣れてないうちはすぐに穂先を折ってしまうことが懸念されます。
そのため最初のうちは、湾フグ用の繊細なロッドよりもカワハギロッドがおすすめです!
カワハギも餌取りがうまく、繊細なあたりが多いですが、誘って釣るので、少し強めの竿が中心です。
カワハギロッドであれば、フグ、カワハギ、アナゴなどに転用できる点でも1本目におすすめです!
東京湾のタコなら、どうにかカワハギ竿でもいけます。

TOPガイドがSICの方がガイドに傷がつきにくく、ラインにやさしくて、長く使えます。
基本的に大手メーカーの専用竿が大量生産しているため、コスパがよいです。
初級者向けの専用竿シリーズであるシマノのBBとダイワのXは基本TOPガイドはSICを使ってるのでおすすめです。

シマノ カワハギBB MH180
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/rod/funesenyou/kawahagi/a075f000032akkwqai.html

ダイワ カワハギX 180MH
https://www.daiwa.com/jp/product/pgsuntk

リールは、将来キャストすることも想定して、海水対応のブラックバス用のベイトリールがいいです。
安いものならダイワのPR100がおすすめです!
https://www.daiwa.com/jp/product/eibs96i

小物が相手ですし、巻き取りが早いほうが楽なので、ハイギアを買いましょう。
利き手でロッドを持ったほうがあたりが取りやすいので、右利きなら左巻き、左利きなら右巻きがいいです。
最初は巻きづらいですが、慣れればあたりが取りやすくなります。

長く使うことを想定して少しグレードを上げるなら、ダイワのタトゥーラTW80がいいです。
https://www.daiwa.com/jp/product/7fa3o02
私もこれを使ってますが、コンパクトでパーミングしやすく、キャストも安定してていいです!

リールはダイワをお勧めしましたが、シマノでも問題はありません。
ちょうど私が上記二台は買って使ってみて、良かったのでご紹介しました。

ラインは、PE0.8号が汎用性があって良いです。リーダーは3号を使いましょう。
ただしトラフグを狙う時はフグの中でトラフグが最も大きいので、PEラインも1号にしたほうが切られる可能性が下がるのでおすすめです。

おすすめのラインは、シーガーのPEX8です。

リーダーは船用のハリスのフロロカーボン3号でいいです。
私は以下のラインを使っています。

おすすめ仕掛け

いろいろ使ってみたのですが、私は船宿オリジナル仕掛けがオススメです。
船長たちがいろいろ経験した中で良かった仕掛けを自作で作ってくださってたり、メーカーに頼んで特注しているので良いです。
他の船宿でも同じように工夫がされた仕掛けが売ってると思うので、そちらを使ってみてください。
ここでは、仕掛けの概要と使い方のポイントやアドバイスをまとめます。

トラフグは基本的に錘25号、ワイヤーのカットウ仕掛けです。
カットウとは、錘、餌をつける針、フグをひっかける錨のような針の組み合わせとなります。

根がかりしたら基本的にリーダーから全て切れてしまうので、2〜3セットの仕掛けを用意したほうがいいです。
ほとんど根がかりはないので、おそらく1つで足りると思いますが、運悪く根がかりした時のために予備を準備しましょう。
トラフグの時は25号の錘を使うし、フグの中でトラフグが最も大きいので、PEラインも1号にしたほうが切られる可能性が下がるのでおすすめです。
移動のタイミングではカットウハリをフックシャープナーで磨くようにしてください。
トラフグはあたりは大きいので、他に工夫は必要ありません。
市販で売ってるものならワイロン製のものがしなやかでいいですが、トラフグだと噛み切られる可能性があります。

ショウサイフグ、アカメフグは、ナイロンラインのカットウ仕掛けです。

初心者へのおすすめは、チラシ針でエビを刻んだものを3つの針に取り付けます。
おすすめの理由は、チラシ針の場合は水の抵抗が大きいのですが、フグが食べると空合わせが軽くなる点です。
(空合わせについては釣り方編でご説明します)
あたりがわからなくても、空合わせをした時に仕掛けが軽くなると近くにフグがいることがわかります。
これが普通のカットウだと変化が出にくく、難しいです。
特にショウサイフグは繊細なあたりで、あたりをとるのは難しいです。
トラフグと同様に、移動のタイミングではカットウ針をフックシャープナーで磨くようにしてください。
また、根がかり対策で仕掛けとカットウを結ぶのはフロロカーボン2.5号のハリスを使っています。
市販のものは私は以下の商品を使っています。

9月〜10月の寄りフグ時期は、小さめのフグがたくさん釣れます。
この時は胴突での釣りとなります。
結構フグに針を飲み込まれて切れることが多いので、針が交換できるタイプがおすすめです!

吉久さんは、針だけも売ってくれるので、仕掛け交換が楽ですし、コスパもいいです。
胴突は比較的、仕掛けを作るのは簡単なので、自作でもよいかと思います。
私は自作で作ったものを使ったり、時間がない時は吉久さんの仕掛けが手軽なので買うようになりました。
市販だと針だけ交換できるタイプがなくて、カワハギの仕掛けを代用して、針は自分で結んで持っていくのが無難です。

おすすめタックル、仕掛け編はこれで終了です。

■ フグ関連情報

フグ 初心者向け 捌き方の案内とオススメ料理

では、また!

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