スピニングリール ラインローラー ベアリング追加

釣り酒師あっきーです。

ルアーフィッシングで使うスピニングリールは、糸よれを最小限にするためにラインローラーのベアリングがあったほうがいいです。
安価なリールの場合、コスト削減でベアリングが減らされており、プラスチックのカラーに置き換えられています。
これをベアリングに交換する手順をまとめます。

スピニングリール ラインローラー ベアリング追加

比較的安価なレグザ、エクセラー、レブロスなどを購入したのですが、ラインローラーにベアリングが入っていません。
他にもカルディアKIXがあり、調べたら、これらすべてのリールのラインローラーはベアリング対応ではありませんでした。

シマノだとアルテグラ以上(元値10000円以上)はラインローラーにベアリングは入っているのですが、ダイワはこれがないようです。
もう一台購入した、16 EM MSはベアリング対応でした。(ダイワは元の値段が2万以上でラインローラーにベアリングがつくようです。)

ラインローラーは、糸よれを最小化し、ライントラブルを減らしてくれるので重要です。
ベアリングをつかうことでよりスムーズに動くことで、最大限の効果を発揮してくれます。

そこで、ネットで調べたらラインローラーのベアリングだけで購入できるサイトを見つけました。
ヘッジホッグスタジオさん
また取り付け手順も簡単で、誰でもできそうなので、購入することに決めました。

楽天やamazonでも購入できます。私は楽天のスーパーセールで買いました。(価格はどこも変わりませんが、ポイント分お徳です)
ベアリングは淡水用(SHGベアリング)なら1000円くらい、海水用(HRCB防錆ベアリング)は1500円くらいします。

ダイワ用 ラインローラー1BB仕様チューニングキット [RK] （18ブラストLT対応）【HRCB防錆ベアリング】 価格：1393円（税込、送料別) (2019/9/12時点) 楽天で購入

商品はこんな感じで届きます。

ベアリングとパッキンのセットです。

取り付けはプラスドライバー一本だけあれば誰でもできます。(100均のドライバーセットで十分、ピンセットがあると取り付けやすい)
ベールとラインローラーを固定しているねじをはずして、なかに入ってる真鍮製の部品とプラスチックを取り出して、ベアリングをつけるだけです。
細かい作業が苦手な方は、誰かに頼むとよいでしょう。

一番使ってたカルディアKIX2500(シーバス用)のベアリングを取り付けたのですが、もともと入ってた真鍮製の部品は変色してました。(左はエクセラーの新品、右がKIX)

オイルスプレーはたまにつかってましたが、海水で使うとやはりさびてますね～。

取り付け後に爪楊枝で動きを確認しましたが、かなりくるくる回って動きがよいです。
10000円以上のリールを買ったら、ラインローラーのカスタマイズはしたほうがより効果が高いでしょう。

1点注意して欲しいのは、ベアリング交換した際にプラスチックや真鍮の部品はリールごとに分けて取っておきましょう。(少しづつパーツが異なっているため)
オーバーホールや修理対応の際、メーカー純正以外のベアリングなどを使っている場合は、修理やオーバーホールが不可となる場合があります。

ラインローラー以外は正直そこまで必須ではありません。
ハンドルノブはプラスチックでも十分機能するし、正直海水で使うならベアリングは錆びる可能性があるので、プラスチックのほうが長持ちします。
ドラグ部分はリールによってベアリングをつけられるものがあります。
青物とかを狙うならここにベアリングがあったほうがいいですが、シーバスくらいまでならなくてもどうにかなります。
いろんなところにベアリングを追加していると修理の時に手間がかかるので、そんなにおすすめではありません。

フルベアリング化もできますが、ベアリング1個1500円くらいするので、結構いい値段になります。(ベアリングセットで3000～7000円くらい)
フルベアリング化するなら、その分を上乗せして上位機種を買ったほうがいいかもです。

では、また！