花粉症 ダニ・ハウスダストアレルギー 減感作療法(注射)の治療方法と費用

釣り酒師あっきーです。

今回は花粉症などの減感作治療(注射)の治療方法と費用をご紹介します。

花粉症 ダニ・ハウスダストアレルギー 減感作療法(注射)の治療方法と費用


花粉症が発症する6ヶ月前(夏ごろ)から治療を開始します。
ただし、効果が出るまでに1年~3年ほどかかるので、花粉の時期はアレグラなど花粉症の薬と併用します。
時間がかかるのが難点ですが、完治する可能性を考えるとチャレンジしたい治療方法です。

初回・二回目、3回目以降、継続期で費用や頻度、治療方法が異なります。

初回

アレルギーの検査(血液検査)を行い、どの注射を活用するかを確認します。
初日は血液を取るだけで終わりです。
費用はアレルギー検査付きだったので3割負担で4000〜5000円程度です。

二回目

血液検査の結果をみて判断します。
私は花粉以外にダニ、ハウスダストがアレルギー対象でした。
医師と相談した結果、まとめて一緒に減感作治療を行うことになりました。(3本の注射を打つ)
1種類だと毎回の費用が1000円くらい、3本でも1500円くらいだったので、この際まとめて治療することにしました。

注射の濃度を調べるためにテストを行います
3つの濃度の注射を並べて打って、耐性チェックを行います。
私の場合、花粉、ダニ、ハウスダストが対象だったので、3段階の濃度別となると合計9本注射を打ちました。

注射を打って、反応が出るまで30分ほど病室で待ちます。(副作用が出ないかもチェックしています。)
注射を打ったところから、透明の液体や血が出てくるのでティッシュでぬぐいます。

30分経過後、医師が注射を打った場所の腫れ具合をチェックして、次回以降の濃度を選択します。
毎回気分は悪くないですかと聞かれるので、注射で気分が悪くなるかたもいらっしゃるようです。
私は一度も気分が悪くなることはなかったので、どういう対応になるかがわかりません。

注射自体はインフルエンザよりも痛みはないですが、注入された液が取り込まれると結構痛い(ずきずきします)です。
数日腫れが残り、かゆみが残ります。(かゆいですが、皮膚が傷つくので掻かないほうがよいそうです。)
私の場合、腕の太さが1.2倍くらいまで腫れあがりました。(濃い濃度も試したからだと思います。)

費用は濃度テストを含んで3割負担で2500円程度です。

三回目以降

医師が決めた濃度から週一回の割合で注射にいきます。
一定の濃度(維持量)に達するまで、週一回を続けます。
私の場合、花粉、ダニ、ハウスダストの3本を打ちます。
私の場合、6月から通って8月までで維持量に達したので、9月からは月1回になりました。(10週ほど通いました。)
これは人によって異なるらしいので、医師の判断に従ってください。 (私は早いほうだと言われました)

毎回反応が出るまで30分の待機が必要です。
終わった後はかゆみが残って、腫れます。
これがいやな人は時間がかかりますが、舌下のほうがいいかもしれません。

費用は毎回3割負担で1500円程度です。

継続期

毎月1回通います。1,2週くらい注射を打つタイミングがずれても問題ないそうなので、都合のいい日に通えます。
通常の診察とは違って、減感作治療をしている人は病院が混んでても優先して案内してもらえます。
# ほとんど診察は必要ないからだと思われます。

毎回、維持量の注射を打ちます。
反応が出るまで30分の待機が必要です。
なれてもかゆみは残ります。私の場合、腫れは最初よりも少なくなりました。

費用は毎回3割負担で1500円程度です。

減感作療法(注射)の治療方法と費用は以上です。
次回は、私が継続した結果、どのような影響が出たかをまとめたいと思います。

減感作治療まとめ
(第1回) 花粉症 ダニ・ハウスダストアレルギー 減感作療法(注射) のご紹介
(第2回) 花粉症 ダニ・ハウスダストアレルギー 減感作療法(注射)の治療方法と費用
(第3回) 花粉症 ダニ・ハウスダストアレルギー 減感作療法(注射) の効果(2021年3月時点)

では、また!

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